乱交パーティ潜入取材! 貸別荘で激しく乱れる真面目な大人たち

※イメージ画像 photo by the24studio.com from flickr

 「大人のパーティ」だとか「ビデオ鑑賞会」と銘打って開催されていた、風俗型乱交パーティやハプニングバーやカップル喫茶といったスワッピングの温床になっていたお店……最近、ほとんど聞かなくなってしまいましたね。相次ぐ摘発や、常連客の増加による、どうしようもないマンネリ感がその原因だと思われますが、じゃあ乱交パーティは絶滅したのかというと、そんなことはありません。最近はクローズド……すなわち、特定のメンバーだけでこっそり開催されているパーティが増えてきているんです。

 風俗ではないので、宣伝もしていなければ、お金を払うということもありません。要面接で手順は面倒ですが、一度参加して苦情が出なければ、ほぼ実費だけで楽しめるという夢のようなパーティ。実は今回潜入してきました。

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 きっかけは出会い系サイト。何度かメールをやりとりしていると、「ねぇ、乱交って興味ある?」と聞いてきたのが、28歳のOLさん。「経験はないけど、興味はあるよ」と返信すると、じゃあ一度あいましょうってことで、都心の喫茶店へ。そこで、彼女と、もう一人、主催者だと思われる30代の女性がいて、詳しく話をしてくれた。

 いわく、女性はOLや主婦など、風俗経験のない、完全な素人。男性は、必ず写真付きの社員証(免許証ではダメらしい)が提示できる大手企業のサラリーマンで、審査に合格した既婚者のみが参加できるらしい。「全員が一般の責任ある立場の方じゃないと、女性は不安になるので……。もちろん、個人的に連絡先を交換するのはNGでお願いしています」とのこと。

 そのサークルは、年に2回だけ、某観光地の別荘を貸し切りにして開催しているんだとか。

「参加女性は、ほぼ友達つながりですね。AVやレディコミの影響で、乱交に対する興味は元々あるんです。でも、病気(性病)のこととか、周囲にそういう趣味があることがばれることのおそれとかで、なかなか思い切れない。だから、絶対に安全な方法って考えて、こういう形にしたんです」

 そう説明してくれた主催者の女性は、元新聞記者。長年、様々な女性を取材してきて、性的な問題などにも関心を持っていたそうで、結婚退職と同時にサークルを立ち上げたそうだ。

「恋人やご主人がいる女性も多いです。性的に不満はあるけど、関係は壊したくないから浮気はしたくないってことで、純粋にSEXだけを楽しむ時間と割り切って参加するなんて人もいますよ」

 このへんの感覚は記者にはいまいちわからないが、とにかく楽しそうなので、参加してみることにした。

 場所は、とあるリゾート地の別荘。参加者は、女性7名と男性10名ほど。審査が厳しいだけあって、男性は30代を中心にしているが、身なりもしっかりしていて、清潔感のある人ばかり。部屋に入っても、がっつくことなく、紳士的に会話したり、思い思いにリラックスしている。そして参加者全員でバーベキューの夕食を取ったところで、大広間に全員が集まり、主催者から説明があった。

「(SEXを)するかしないかは女性に選択権があるので、NGの場合は手を出さないこと。また、女性からの誘いは絶対に断らないこと。このパーティは女性はお姫様なので、男性は完全におもちゃになってあげてください。問題があった場合は私か、○○さん(最初にあった28歳のOL女性)に。それから……」

 そこで、彼女は料理などを手伝ってくれていた2人の女性を紹介した。彼女たちは、赤い腕輪のようなものをつけている。

「この子たちは、まだ大学生で、今回は見学希望ということで、お手伝いで参加していますので、誘わないでくださいね。それで、この大広間と、1Fの小部屋はプレイルームにしますが、疲れたり、一休みしたい人は2Fの個室へ入ってください。あと、温泉はいつでも入れますので利用してください。特に、1回戦終わったら必ず汗は流してくださいね。それと避妊具は性器だけじゃなく、バイブなどにもつけてください。入らない場合は、こちらのウェットティッシュでしっかり拭いて、清潔にしてから使ってください」

 そして、中央のテーブルにコンドームと様々なバイブが並べられると、大広間の窓とカーテンが閉められて、電気がおとされたのだった……。

 この時間の前から、散歩や食事などでコミュニケーションをとっていたせいだろう、すでに親しくなった数組の男女が抱き合い、音をたててキスをしたり、薄手のガウンを脱がしたりしている。やがて、1対2、あるいは1対3といった形で、徐々に行為は激しくなっていった。ついつい気後れしてしまった記者が、しばらくその場で硬直していると、2人の女性から声をかけられた。

「緊張しちゃいました? もしここでやるのが抵抗あるなら、個室にいきません?」

 プレイルームが大広間と小部屋というのは、記者のような人への配慮であるらしい(本来は初参加の女性のためにあるらしいが……)。そして、彼女たちに促されて個室にいくと、「とりあえず脱ぎましょう」といって、3人で全裸になる。少し話をすると、彼女たちはあるお堅い会社の同僚らしい。このパーティへの参加は4~5回目で、ここ以外では恋人以外とSEXをしたことはないそうだ。

「学生時代は多少遊んだんだけど……今は彼以外の人とつきあいたくなくて……」

 そういいながら、気がつくと記者は押し倒され、全身を舐められていた。

「こうやって男の人をいじめるのが好きなの……」
「私も……ねぇ……もっと声だして……」

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