即ハメ希望者は、かさぶた女性を狙うべし!?

hipscratch1005.jpg※イメージ画像 photo by nico-marie from flickr

 恋愛ハウツー、セックスハウツーと並んで、即ハメに関するハウツーもしょっちゅう見かける世の中になった。「真剣交際ではなく、一夜限りの割り切った関係や、セックスフレンド希望」というスタンスの人が増えていることの表れなのだろう。

 さて、どのような女性が即ハメ可能かというと、髪の毛がプリン(美容院でのカラーリングを怠っているため生え際が黒くなっている様子)だったり、靴底がすり減っていたり、ケータイの機種が極端に古かったり、いわゆる「無頓着な女性」が挙げられることが多い。

 上記以外では、「欲望をガマンできない女性」も、簡単に股を開くと言われている。食欲と性欲が比例すると言われているのも、その理論に則った考え方だ。「カロリーは気になるが、目の前の美味しいものが食べたい!」という欲望と同様に、「即ハメをOKしちゃったら正式交際につながらないけど、目の前のペニスが欲しい!」という欲望が抑えきれないのだろう。

 「欲望をガマンできない女性」が、簡単に股を開くと仮定するなら、夏が終わり秋に入ったこの時期は、女性たちの腕や脚に「かさぶたの痕」があるか確認していただきたい。

 春・秋・冬に比べて、夏は蚊が出るので、刺された痕がかさぶたになってしまうのはよくあること。特に、7月8月など真夏よりも、夏が終わりかけの時期に刺されると、異様に痒い。蚊も、猛暑の7月8月は夏バテしていて、涼しくなってきた秋口に活性化するのだろうか? もしくは、生命が尽きる直前に最後の力を振り絞っているのだろうか? いずれにせよ、異様に痒いため、掻きむしってしまう。その結果、刺された痕がかさぶたになる。

 かさぶたは、剥くと治りが遅くなるうえ、場合によっては痕に残ってしまうこともあるので、むやみに触るべきではない。ということがわかっていても、「剥きたい!」という欲望に駆られて剥いてしまう女性は、セックスに関しても欲望が抑えられない傾向が強いのだ。本能のままかさぶたを剥くように、本能のまま股を開き、即ハメに応じる。

 よって、即ハメ希望者は、腕や脚にかさぶたを剥いた痕がある女性を狙うのがベスト。幸い今の季節は、秋といってもそれほど寒くはないので、五分袖や七分袖の女性が多いので、かさぶた痕を確認しやすい。

 夏の名残といえば、かさぶたのほかにも、「日焼け痕」が挙げられる。日焼け痕のない美白女性と、首回りや手足がほのかに小麦色をしている女性、即ハメに向いているのはダンゼン後者のほうである。

 紫外線が肌によくないということは言うまでもない。そのため、日焼け止めクリームだけでなく、日傘やサンバイザー、腕カバーなどで肌を保護する女性も少なくないが、まるで武装しているかのような姿は、男性陣からのウケがよくない。そのことを女性たちもよくわかっている。それでも武装する女性たちは、男性とのアバンチュールよりも日焼け防止を優先したいのだろう。逆に、日焼けの痕が残っているような女性は、日焼け防止よりも男性ウケを重視してきたと想定される。彼女たちは、季節が変わっても悦んで股を開くに違いない。

 オトコとしては、「セックスするなら、かさぶた痕や日焼け痕が残っていない美肌のほうがベスト」かもしれない。しかし、局部にかさぶた痕や日焼け痕があるわけでもなし、即ハメ希望なら、妥協すべき部分は妥協すべきだろう。
(文=菊池 美佳子/ブログ「マンゴージュースと黒あわび」

菊池美佳子(きくち・みかこ)
1977年3月17日生まれ。岩手県盛岡市出身。21~29歳の間、舞台女優の傍ら、キャバクラ嬢・テレフォンセックス嬢・企画物AV嬢としても活動。引退後、ライターに転身。
著書『2010年代ニッポンの風俗』
電子書籍『オナニー7Days』『秘密にしたいR40の恋愛事情』

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