「ごめんなさい、ありがとう…」AV女優・琥珀うたに聞く、前田敦子との邂逅と卒業について

utaIMG_8679.jpgAKBにも前田敦子にも大切な「東京ドーム公演」を前に、琥珀うたは何を思う?

 そのルックスを生かして「激似」と称したアダルトビデオに出演しつつ、リアルにAKB48のファンであることを公言しているAV女優・琥珀うた。プラチナチケットとなった8月24日~26日に開催されるAKB48念願のTOKYO DOME公演にも参戦するという彼女に、AKB48への愛、そして「激似」と呼ばれることの苦悩を赤裸々に語ってもらった。

──あっちゃんの卒業を聞いたのは、どういった状況でしたか?

「あの日(3月25日)はDVDの撮影だったんです。ちょうど休憩時間だったんですけど、Twitterを見てたら、西武ドームでの発表を受けて『辞めるらしいよ』ってツイートが流れてきて……。2本撮りの1本目が終わって休憩してる時で、『さあ、次はハードなヤツだ』ってタイミングだったんですけど(苦笑)」

──結構「しんどいな」ってタイミングですよね。

「なんだか凄いショックで……現場で思わず泣いちゃったんです」

──その現場に居合わせたスタッフは、「自分たちが何かしでかした」のか驚いたでしょうね(笑)。AKB48は昔からファンだったんですか?

「AKBがデビューした当初、友達の間で話題にはなってたんで、私も気にはなってたんですけど……、でも『売れるワケないよね』って正直ちょっとバカにしてました」

──当時の世間の目はそんな感じでしたよね。

「でも、あれよあれよという間にブレイクして……、『えぇ~っ!!』って感じで。私はその頃(2010年5月)素人ギャル物でAVデビューしてたんですけど、その直後にあっちゃんが総選挙で二位になって、『似てるよね』って周りからいわれて……」

──自分では似てると思ってましたか?

「一切ないです(苦笑)。でも、やるからにはキッチリやってやろうって思って、PVや写真集をイヤになるほど見まくりましたね。そして、気付いた時にはAKB48に本気でハマってたんです。当然、あっちゃんを中心に見てたんで、自然とあっちゃん推しになって」

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──あっちゃんに対してどう思いますか?

「ベタですが、不器用そうな人だなぁ、グループの中で一番アイドルっぽくないなって思いますね(笑)。あっちゃんと一緒に仕事したことのある人からウワサを聞いたりもするんですが、そうすると、なおのことそう思いますね。でも、私のことを知っている監督さんからは、『そういうお前も相当不器用だけどな!』って言われるんですけど(笑)」

──(笑)。変なところまで似てくるんですかね。ちなみに、AKB以外に好きなアイドルは?

「小学校の時はやっぱりモー娘。でしたね。矢口さんが好きでした! 今はももクロ(ももいろクローバーZ)がちょっぴり気になっています。しおりん(玉井詩織)推しです。ハマったのが遅かったんで、古参のファンの知り合いからライブDVDとかいろいろ貸してもらって、今、勉強中なんです。あかりん(早見あかり)卒業の映像はヘヴィだろうなと思って、まだ観ていません。この卒業を収録したDVDは2枚組なんですけど、1枚しか観ていないことに(笑)」

──『SOD国民的アイドルユニット』として自身もアイドル活動をしているだけに、よりヘヴィだと感じるのかも。この『SOD国民的アイドルユニット』ですが、最新DVDではオリジナルの楽曲も披露してますね。砂浜で水着姿のメンバーたちが踊り…って、どこかで見たことがある(笑)PVは完成度が高いと評判です。個人的にはPVを見たあとのHシーンはかなりアガります(笑)。

「ありがとうございます! 最新作は5月に関東近郊で撮影したんですけど…寒いし風もすごいし、砂浜に足跡が付いちゃうからリテイクするたびに立ち位置を変えないといけないし、何かと大変でした。『やっぱり海外で撮影しとけばよかったな~』なんて言いつつ、皆かなり頑張りました!」

──DVDだけじゃなく、コンビニ売りのムックや携帯アプリもリリースするんですよね。

「それも全て同時に撮影したんで、かなりタイトなスケジュールでした。でもメンバーのみんなと一緒だったので、修学旅行みたいで楽しかったですね。」

──AKB48のあっちゃんは卒業しますが、国民的アイドルユニットの琥珀うたさんの今後は?

「私も卒業かなと思ったんですけど……、卒業はしません! でも『似ている』だけだとそのうち飽きられちゃうと思うんです。だから、なにか他にウリになることがなきゃって考えたりして……。プライベートで潮吹いたこともあったんで、『自分で吹けるようになったらいいな』ってお風呂場で練習して吹けるようになりました(笑)。あと、イラマチオで吐いた時に「これ、イケるんちゃう?」って思って、ゲロものを自分から提案したりして……」

──……アイドルっぽい話からハードな方向にいきなり話が飛びましたね(笑)。自分の中で「AVアイドル」っていう自覚はないんですか?

「まったくないですね(笑)。それよりも、やっぱりAVの中でしかできないことをやっていきたいんです、私! だって、新しいことやるのって、楽しいじゃないですか?」

──爽快に言い切りましたね。そこがゲロとかセルフ潮吹きにつながるのがすごいですけど。

「ああいったマニア受けする物は、そんなにバカ売れはしないけど、必要としてくれる人が確実にいるし、愛されているジャンルだとも思うんですよ。それに高い値段がつけられるじゃないですか。それで『何本売れれば大丈夫なんですか?』ってメーカーの方に聞いたりして(笑)」

──その感覚、制作会社の社長っぽいですよ(笑)。そういえば、ここまで攻めてるのにアナルはNGなんですよね。

「すでにやってると思われることも多いんですが、実はまだなんです。プライベートで痛い思いをして(苦笑)。もうしばらくしたらやってもいいかな……なんて思ったりもするんですけどね(笑)」

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