エロ業界の鉄人・所沢ショーイチのハメ歴史 第85回

【ネットナンパ】可愛いあの娘はマンカスだらけ

 約束の時間10分前。待ち合わせ場所である西武新宿駅南口の宝くじ売り場の前に到着した筆者。「いま着きましたよ!」とジュナちゃんにメールを送信。すると、「どんな服装ですか?」と返事が届いた。

 自分の服装を教えずに相手の格好だけ聞こうというワケだ。こっそりと値踏みして、ヤバそうだったりキモそうだったらバックレるつもりなのかもしれない。だが、ここで駄々をこねてもしょうがない。言われるがままに服装を教えて待つことにした。

 携帯の画面を見る振りをしながら声をかけられるのを待っていると、ほどなく一人の女性が声をかけてきた。

「お待たせしましたぁ、ジュナでぇす!」

 なんとも軽いノリである。

 
「あ、こんにちは。ショーイチです。ずいぶん早かったね」 
 
「うん。そこのマックでお茶してたんだ」

 
 目の前にあるファストフードにいたらしい。たぶん店内でコチラを認識してからやってきたのだろう。そして、安全牌とみなされて声をかけてきたと思われる。

 ジュナちゃんの見た目は、茶髪でまつ毛モリモリ、目の周りはラメラメでいかにも今風のギャルって感じ。芸能人で例えると、きゃりーぱみゅぱみゅにストッキングを被せて左右に少し引っ張ったってところだろう。きゃりーぱみゅぱみゅよりも更に骨太な体型で少々ポッチャリしていたが、余裕でストライクゾーン。外角高めの棒ダマでまさに打ち頃だ。

 おしゃべりしながらホテルへと向かい始める。ジュナちゃんは原宿にあるアパレルショップで店員をしているとのこと。そのブランドの服が好きで店員になったのはいいのだが、とにかく薄給らしい。社販価格とはいえ毎月ある程度その店の服を購入しなければならず、いつも金欠で困っているようだ。

 
「お店の給料だけでやっていけるのは店長クラスにならないとダメ。だからみんなお水系のバイトしたりしてるよ」 
 
「え? お水系ってキャバクラとか?」 
 
「ううん。ヘルスとかが一番多いかな」 
 
「あぁ、ヌキ系のほうか」 
 
「うん。キャバなんて拘束時間も長いし、割にあわないよ」

 
 遊ぶ金欲しさとはいえ、勤勉である。彼女たちの爪の垢をナマポを不正に受給している輩に飲ませたいものだ。

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