フジの女子アナはコネ入社ばかり? 令嬢が集まるアナウンス部

 フジテレビの新人女子アナ2人が、朝の情報番組『めざましテレビ』の人気コーナー「イマヂキ」でリポーターに抜擢された。今年のフジの新人は、首都大学東京卒の久代萌美アナ(22)と早稲田大卒の宮澤智アナ(22)。宮澤アナは在学中にホリプロスカウトキャラバンの横浜地区代表に選ばれ、ホリプロ所属として『PON!』(日本テレビ系)の大学生お天気キャスターを務めた。いわばセミプロの状態で入社したことになり、キャリアを生かして安定感のあるリポートをしている。

 一方の久代アナに対しては、ネット上で厳しい声が上がっている。それはリポートの内容が悪いというわけではなく、彼女がコネ入社であるとのウワサがあるためだ。

 女子アナといえば「ミス○○」という称号が付き物。だが、久代アナは09年に「ミス首都大学東京」に出場したものの、入賞は果たしてない。にもかからわず、難関中の難関でビジュアル重視といわれるフジの女子アナに彼女がなれたのは、ある有名企業の令嬢だったためとの情報がネットで拡散している。彼女名前を検索エンジンに入れると、関連ワードに「ブス」「コネ」「整形」など散々な言葉が並ぶ。フジはコネ入社を疑われかねない企業の令嬢や子息が多いため、ウワサの信憑性を高めることになっているようだ。

 フジでコネ入社が疑われたといえば、何といっても高橋真麻アナ(30)。言わずと知れた俳優・高橋英樹(68)の一人娘であり、入社選考において父親の影響が全くなかったとは言い切れないだろう。

 同期入社の斉藤舞子アナ(31)も縁故入社のウワサがあった。彼女の父親は大昭和製紙(現・日本製紙)の2代目社長の4男で証券会社の会長兼社長を務めた人物。フジキセキやジャングルポケットなどの競走馬のオーナーとしても知られる。斉藤アナの親戚には、県知事や防衛庁長官を務めた人物もおり、彼女は女子アナ界一の血統の持ち主といってもいいだろう。

 昨年入社の三田友梨佳アナ(25)もコネをささやかれた一人。実家は「ミシュラン」で三ツ星を獲得した東京・日本橋の有名料亭を経営し、父親は130年以上の歴史を持つ歌舞伎劇場「明治座」のオーナーを務めている。また、三田アナを「目に入れても痛くない」というほど可愛がっていた祖父の政吉さん(2006年没・享年95)は政財界や芸能界に強い影響力を持ち、84年に勲二等瑞宝章を受章し99年には名誉都民になっており、他界した際は石原慎太郎知事が葬儀委員長を務めた。

 実家が香川県で病院を経営している中野美奈子アナ(32)や、昭和天皇も宿泊した老舗高級旅館が実家の西山喜久恵アナ(43)、フジの名物番組『くいしん坊!万才』のリポーターだった俳優・竜崎勝(1984年没・享年44)の娘である高島彩アナ(33=現在はフリー)も、かつてはコネ入社を疑われていた。また、宇津井健の息子や陣内孝則の息子など芸能人の二世が社員としてフジに入社するケースもある。

 やはり、それだけコネは重要ということなのだろうか。

「絶対に必要というわけではないですが、女子アナは2~3人の募集に何千人も応募してくるような試験ですから、コネがあれば絶対にプラスになる。特に大学のミスコンで上位に入るなどのセールスポイントがつくれなかった場合は、コネが頼みの綱。局側にしても、スポンサーを口説く材料として女子アナのコネを利用する時がある」(テレビ関係者)

 他の局もコネ入社を疑われるアナウンサーや社員はいるが、特にフジは目立つようだ。前述の久代アナに関しては、「彼女が有名企業の社長の娘だとは聞いたことがないですね。どのような経緯でウワサが広まったのかは分かりませんが…」(局関係者)という証言もあり、憶測の域はでない。コネ入社が常態化したフジに入社したことや、家柄のいい女子アナが多いことから、そう疑われているフシもあるのだろうか。

 いずれにせよ、親の七光り説を実力で払拭した先輩たちのように、彼女もアナウンサーとして技量を磨いていってほしいものである。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops

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