【円山町テレビ放談】

性格悪すぎ!? 超ドSキャラだった井上真央のマネジャーいじめ

totsukan.jpg※イメージ画像:日本テレビ『トッカン』公式HPより

 子役時代から活躍し、大人になっても女優として引っ張りだこの井上真央(25)。人気子役は大成しない例が多く、彼女は稀有な人物と言えるだろう。ドラマ『花より男子』(TBS系)シリーズが大ヒットをおさめ、主演を務めたNHK朝の連続テレビ小説『おひさま』も好評、NHK紅白歌合戦の司会も任された。芸能人特有の気取ったところがなく、明治大学時代の友人とは卒業後も非常に仲が良いという。また、字が美しい、食事などの所作が丁寧、演技力も高いと、とにかく悪いウワサがなかった。だがその素顔は度を超したイタズラ好きで、正直に言えば「かなり性格が悪い」と受け取られても仕方のないようなSキャラのようだ。

 今月4日から主演ドラマ『トッカン』(日本テレビ系)がスタートするため、その宣伝を兼ねて1日放送の『おしゃれイズム』(同)に登場した井上真央。彼女は2009年にも同番組に出演していたが、そのときは映画『僕は君に恋をする』の宣伝で、共演の岡田将生と一緒だった。前回、岡田に「イタズラをするのはやめてほしい」と懇願されていた彼女、どんなイタズラをしていたのかというと、たとえば、岡田は髪を触られるのが嫌いと知っていてわざと芝居中に彼の髪を触る、髪の薄い監督の頭頂部を写真に撮ろうとするなどだ。また、スタッフからの情報で、ある撮影でラスベガスに行った際、バスタブにお湯をためながらうっかり寝てしまい、隣のスタッフの部屋を水浸しにしてしまったものの、片付けを全く手伝わなかったことも暴露された。


 さて今回はどんな素顔が明かされたのかというと……冒頭、マネジャーからの告発に始まり、とんでもない嫌がらせが出るわ出るわのオンパレードだった。現在、井上をマネジメントしているのは彼女と同い年の女性マネジャーだという。それもあってかなり心を許しているのかもしれないが、ややもするとイジメ、あるいはパワハラとも思える行動ばかりだ。

 まず、井上が珍しく「肩凝ったでしょ?」とハッカ油を使ってマネジャーをマッサージし始め、彼女が「優しいな~」と思い身を預けていたら、後ろから急に「て~い!!」とハッカ油を鼻に塗られてしまったのだという。その日、マネジャーは一日中鼻がスースーして鼻水が垂れている感覚に襲われ、「鼻水垂れてませんか?」と井上に何度も聞いてきたそうだ。その後、井上も自らハッカ油を鼻に塗ってみたところ、「ものすごいヒリヒリして! 大変でした」と爆笑。

 仕事の後にご飯に行くことも多いという二人。普段はマネジャーが車で送迎をするため飲酒はできないが、海外ロケでは一緒にお酒を飲むこともあるという。しかし井上はイイ感じに酔ったマネジャーの写真を撮り、「海外でこんなに乱れてますよ~」とすかさず社長に報告するそうだ。番組司会のくりぃむしちゅー上田晋也に「出世に響くわ! キッツ!」とツッコまれても、あっけらかんとして「いっぱい撮りためておくんですよ、そういう写真を。イニシアチブをとるために」と言い放つ井上。弱みを握っておき、「お前言うこと聞かないと、コレ送るぞ」という具合に使うらしい。

 また、最近太ってしまい、ダイエットしないとボーナスはナシ、と社長に厳命されたというマネジャー。だがこっそり甘いものを食べているところを目にした井上は、これまたすかさず写真に撮り、社長へ送信。「(社長は)ボーナスなしって言ってました~」と爆笑する井上に、悪気はまったくなさそうだ。肥満気味のマネジャーを「長州小力に似てる」と言い、長州小力とマネジャーを並べた画像を社長宛てに送ったこともあるという。

 しかし無邪気なイタズラ心で恋路まで邪魔されてはたまらない。マネジャーは、運転中にこっそり携帯電話を井上に奪われ、当時気になっていた男性に「今から会いたい」と偽メールを送信されてしまったのだという。そのせいかどうかは分からないが、結局その男性とは悲恋に終わった。ちなみに、「これダメですよ」とドン引きして見せたMCの藤木直人も似たような行為をよくやっているようで、上田に「この男もねぇ、ディレクターが口説いてる女性に、勝手にディレクターの携帯からメール送って『君の人生の面倒みる』みたいなこと書いて」「俺の携帯からも送ったじゃないか、勝手に。飲み屋のお姉ちゃんに『君のことしか考えられない』って! 俺は既婚者だぞ!」と暴露された。藤木は悪びれず「ま、たまにはね、そんな冗談も」と流しており、案外、井上と似たもの同士なのかもしれない。

 だが井上宛の被害届はまだまだ続く。ダイエットを命じられるほど太ってしまったマネジャー、ズボンのボタンが閉まらなくなってしまったが、上着の裾でなんとか盛り上がった腹の肉を隠していた。本人は相当気にしているだろうが、井上は収録の合間の休憩中に、マネジャーの服をまくり上げて、無言でウエスト部分を確認するのだという。いわく「(お腹の肉を見ると)元気が出るんですよ」とのことだが、「現場で疲れたときに、皆さんに見せてもみんな元気出るんで」とも言っていたことから、気の毒なことにマネジャーは収録現場のスタッフや共演者一同にふくよかな腹肉を見られているのだろう。ここまで来るとやはりパワハラの感が強い。

 さらにスタジオには『トッカン』で共演中の俳優・笠原秀幸(29)が登場し、「薄くなった?」と言いながら頭頂部の写真を撮るのはやめてほしい、と告発。映画監督の件といい、どうやら井上はハゲ頭をからかうのが趣味のようだ。笠原は決してハゲてはいないのだが……。また、一日拘束されるような長いドラマ収録の中で、4~5時間の中空き時間ができ笠原が仮眠を取ろうとすると、井上は楽屋へ赴いて叩き起こし、「警備員さんが事件があったっていうから、心配で見に来た!」とウソを伝えて睡眠を阻止。笠原の買った飲み物を、井上が断りもなくガブ飲みすることもあったという。その他にもいくつものイヤがらせを受けた、と笠原は笑顔ながらも多少立腹の様子だが、井上にはマネジャーに対してと同様、悪気はなさそうだった。

 笠原と井上は中学時代からの友人で、『獣医ドリトル』(TBS系)などたびたび共演しており親しい間柄であるがゆえの意地悪なのだろう。とはいえ、親しき仲にも礼儀アリ。特に、長州小力似だという若い女性マネジャーの尋常でないイジメられぶりが心配だ。業界においては芸歴20年以上の井上が大先輩であり、新米のマネジャーをイジりたくもなるのだろうが、ほどほどにしておいたほうがいいだろう。

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