【合コン“強敵女”攻略法】エロエピソードのレベルが高すぎる女

 合コン中、男たちが一気に盛り上がる話題といえば、やはり下ネタだろう。「SとMでいうとどっち?」と聞いた時、女性から「私は責められたい」とベッドでの話を持ち出してきたものなら、その瞬間から男たちの心はカーニバル状態。「たとえばどんな? どんな責められ方が好きなの? シミュレーションしてみる?」と質問ラッシュになることだろう。

 ただし、なかには男がビックリしてしまうほどの高レベルなエロネタ、あるいはエッチ体験談を披露する女性もいるだろう。いわゆる、エッチが大好きな女の子のケースである。こう聞くと「そんな女の子と合コン出来たら楽しそう」と心躍るだろうが、いやいや、そんなことはない。ハッキリ言って、エロエピソードのレベルが高すぎる女の子との合コンは修羅場である。だからこそ、考えなければならない。エロエピソードのレベルが高すぎる女の子が合コンに来た場合、僕たちはどう戦うべきなのか。

 エロエピソードのレベルが高いとは具体的にどんなものか。筆者トビタが実際に遭遇したのは、「付き合ったらエッチは1日3回したい。毎日するのは当たり前」とか「エッチは最低でも1時間半。前戯に60分、挿入に30分がベスト」、「私、一番気持ちいい体位を探すのが趣味なの」など。だが、このようなエロエピソードが高い女の子と初めて合コンで遭遇した際、我がトビタアバンギャルズ(筆者トビタの合コンチーム)の男たちは皆その女の子を狙ってしまい、しかも撃沈した。

 なぜ全員がエロエピソードの高いエロ子を狙い撃沈したのか。合コン後に渋谷のマクドナルドで散々考えたのだが、これはもう単純に「勘違い」でしかないと思われる。

 どういうことか説明してみよう。まず、合コン好きの男が好む女の子のタイプといえば「簡単にヤレそうな子」だ。容姿が多少落ちようともヤレそうならそちらになびくのが日本男児。そんな日本男児は、エロエピソードの高い子を見るとつい「エッチにこだわりがある→エッチが好き→簡単にヤレる」と勘違いしてしまうのではないか。しかし、エッチ大好きだからといって、決して「誰とでもヤリたい」わけではない。もちろんそういう子もいるだろうが、多くは「好きな人とのエッチを楽しみたい」のである。それを勘違いして、雑にエロ子を狙ってしまった。まずこの「勘違い」をなくさなければならない。

 その上で、エロエピソードの高すぎるエロ子に必ず聞かなければならないことがある。それは、エロ子が「求める派」か「教育派」かどうか。「求める派」とは、オーソドックスに男性から圧倒的なエッチテクを受けたいという人。対して「教育派」とは「男をエロ上級者に育てていきたいS気質」の人だ。エッチにこだわりのある女の子の中には「自分が主導権を握りたい」という教育派も多い。なので、この質問をして後の対応を決めるのだ。

 相手がオーソドックスな「求める派」だった場合、これはもう自分のエッチレベルが高いことをアピールするしかない。がしかし、「俺、下半身のスカイツリーなら自信あるよ」とか「女の子をイカせなかったことはない」という直接的なアプローチは愚の骨頂。エロ子はそんなありきたりな言葉に騙されないし、逆に薄っぺらく聞こえる。

 エロ子にアピールするならエッチとは関係ない要素にすることだ。たとえば休日はジムに通っている、あるいは水泳をしているなどがいいだろう。これでさりげなく肉体の良さをアピールするのだ。高いレベルのエッチを求める女の子がガリガリでヒョロヒョロな男を好むことは少ない。

 お酒の飲み方にも配慮が必要だ。カクテルなんか飲んではいけない。ビール、ビール、ビール、そこから焼酎orウィスキーが良いだろう。

 激しく熱いエッチはまさに男らしさの真骨頂。だからこそ、要所要所で男らしさをアピールしなければならない。会話なども男が圧倒的な安定感でリードする。結局のところ、エッチでどんな振る舞いを見せられるかは、普段の男女のやり取りと通じているのだ。だからエロ子は無意識のうちに、普段の振る舞いをベッドでの振る舞いにリンクさせ、男を評価するのである。このようなことから、とにかく「男らしさ」を前面に押し出すことが攻略の近道だ。

 ではエロ子が「教育派」だった場合はどうか。これは自分のエロテクをアピールしてはいけない。ただし、あまりにエッチに無関心、あるいは経験不足な雰囲気を醸し出すと、エロ子はさすがに引いてしまう(男が「エッチ嫌いの女の子」に引くのと同様)。なので「今までは相手の女の子に気を遣ってしまい、ノーマルなエッチしかしたことがない」と発言しよう。決してエッチに無関心ではない。むしろ心の奥底では、エッチへの新たな一歩を踏み出したい。でも今までは気を遣って出来なかった。そんな男を装うのだ。

 するとどうだろう。教育派のエロ子は、いつの間にか「この子を育てたい」「私のピストンマシーンにしてあげたい」と心の灯をメラメラ燃やす。そしてこの時、エロ子の股間周辺をよく見てほしい。きっとモゾモゾしているはずだ。そう、教育派のエロ子はすでに感じているのだ。これで準備は整った。さあ行こう、エロ子がエスコートする未知の世界へ。
(文=トビタシンイチ/ブログ「トビタシンイチのエロ探検記」

トビタシンイチ(とびた・しんいち)
日夜エロネタを求めて風俗・合コン・ナンパに挑むエロ探検家であり、ライターとしてさまざまな失敗エピソードを紹介している。国内有数の早漏男子という顔も持つ。

men's Pick Up