エロ業界の鉄人・所沢ショーイチのハメ歴史 第83回

【ネットナンパ】M女相手に気分はロックスター!

 倫子ちゃんが指定した待ち合わせ場所は、アルタ隣りの紳士服屋の前。到着と同時に「いま着きましたよ」とメールを送信すると、「どんな服装してますか?」と返信が来た。こちらの服装をメールで教えて待つことしばし。視界の端でコチラに真っ直ぐ向かってくる女性を発見した。髪の毛をかきあげるフリをしながら、その女性の容姿を確認。

“どうか彼女が倫子ちゃんじゃありませんように!!”

 神に祈る筆者。その女性は現役時代の谷亮子を彷彿とさせるガッチリ体型。ふんわりとしたブラウスとパンツスタイルで誤魔化してはいるものの、体重は60台後半に見える。絶対に騎乗位は御免こうむりたいタイプだ。

 そんな筆者の願いもむなしく、その塊は筆者の傍までやってきて口を開いた。

 
「あのぉ、サイトの人ですか?」

 
 第一声が「サイトの人ですか?」というのは、意外と多いのである。そんなんで通じるかボケェ! と突っ込みたいところではあるが、グっと我慢。声をかけられて初めて気がついた風を装い、倫子ちゃんに向きなおる筆者。

 
“おっ! 案外イケるんじゃね!”

 
 10メートル位離れて、薄目でボンヤリと見れば長澤まさみに似てなくもない。体型は長澤まさみとかけ離れているものの、顔自体はそこまで酷くはなかったのだ。

 
“ヨシっ! コレならイける、イける!!”

 
 己をそう励ましながら覚悟を決めた。

 
「あ、倫子ちゃん? うん、ショーイチです。今日はよろしくね!」

 
 落胆した素振りを見せず、努めて明るく振舞う筆者。挨拶もそこそこにホテルへと向かうことになった。彼女のレベルにあわせて、最低ランクのホテルを目指したのである。だが、あいにくそのホテルは満室状態だった。仕方なく、そこから徒歩数分の所に同じ系列のホテルへ向かう。しかし、そこも満室だったのである。

 これ以上連れまわすのも面倒だ。ちょっと惜しい気もしたが、普通ランクのホテルに向かい無事に入室と相成った。

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