佐々木希の「膣にカビ」!? 迫真の処女喪失演技も実らず…

sasakiki0619.jpg※イメージ画像:『佐々木希 2012年 カレンダー』ハゴロモ

 『笑っていいとも!』(フジテレビ系)、『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ系)と、相次いで人気バラエティー番組を降板した佐々木希(25)。彼女の所属する芸能事務所「トップコート」は杏、木村佳乃、成宮寛貴ら俳優を多くを抱えており、佐々木もバラエティー色を付けず真っ当な女優として育てていく方針のようだ。だが、肝心の演技力については酷評が相次いでいる。

「2009年の初主演映画『天使の恋』で、悲恋に焦がれるヒロインを演じたものの、残念ながら評判はイマイチ。容姿は申し分ないですが、とにかく棒読みで表情も乏しいんです。漢字が読めず、セリフの覚えも悪い。そのせいか、昨年11月のスペシャルドラマ『火車』(テレビ朝日系)では、ヒロイン役にもかかわらずセリフが1つもないという驚くべき演出がなされました。続けて、今年1月から放送された連続ドラマ『聖なる怪物たち』(同)に至っては、演技シーンすらない、遺影のみの登場。事務所のゴリ押しもあって出演はさせるけれど、マトモな演技はさせたくない、という演出側の意図がミエミエです」(芸能記者)

 ここまでくると、低視聴率女優どころか、女優失格の烙印を押されてしまったようなものだ。なんとしても起死回生を図りたい佐々木希サイドは、CSでの主演ドラマに賭けた。それが3月から全6話で放送された、『恋なんて贅沢が私に落ちてくるのだろうか?』(フジテレビTWO)である。原作は第6回日本ラブストーリー大賞を受賞した恋愛小説で、佐々木は25歳にして恋愛経験ゼロで処女の主人公を演じた。CS放送のため、あまり話題になることはなかったが、このドラマで彼女は初の濡れ場に挑戦。発売中の「アサヒ芸能」(徳間書店)では、彼女の「処女喪失」の瞬間を実況している。

 佐々木希・初の濡れ場は、第二話で唐突に訪れる。自室で片想いの相手と酒を飲んでいる最中に、彼女のブラひもがチラ見えし、興奮した相手男性に押し倒される佐々木。モテない女性という設定なので、ワキ毛の処理や自分の貧乳ぶりばかりが気になり、「あっ、ワキ、処理してない」「あっ、私、乳ない」などとムードの欠片もない言葉を口走る。しかしイキり勃った男のイチモツはそんな言葉にヘコたれず、正常位でベッドイン。カラダを密着させ、男のリアルな腰の動きに合わせて佐々木は破瓜の痛みに耐えるかのような苦悶の表情を浮かべる……。

 実際にドラマを全話視聴したという記者は、「案外悪くなかった」と話す。

「地元・秋田での中学時代、すでに初体験を済ませていたと言われる佐々木ですが、処女喪失シーンはほどよく色気のナイ感じがリアルで、逆に良かったです。『空気の読めない不器用な女子』を演じさせれば、セリフが棒読みでもイケるのかな、と思いましたね」

 ちなみにドラマでは、その後初体験の男性とは恋愛関係に発展せず、仕事もうまくいかなくなり、彼女は転職と出会いを繰り返す。しかし、新しい職場での過酷な仕事、不規則な生活、ストレスなどから、体調を崩してしまう佐々木。生理が3カ月も止まってしまい、代わりに血尿が出るというありさまだ。さすがにヤバイと思い、産婦人科を受診すると、カンジダ症にかかっており、医師から「膣にカビが生えている」と告げられる。「膣にカビ……」佐々木希は呆然と繰り返すのだった。

 数多くの大手企業CMに出演する佐々木にしては、CS放送とはいえ思い切った演技をしたと言えるだろう。だが、これで女優としての評価が大幅に上昇したというわけではない。

「急いでバラエティーを卒業させたものの、女優一本でやらせるのはリスクが伴うと事務所側も気づいたようですね。今年1月から深夜バラエティー『笑う!アメカン』(日本テレビ系)のMCを雨上がり決死隊と共に務めているのですが、4月に同番組が『みんなのアメカン』にリニューアルして木曜19時のゴールデンタイムに移行した際、てっきり佐々木は身を引くとスタッフも思っていたのに、『継続して出演します』となった。まあ、芸人が多数出演する番組なので彼女が面白いトークを求められるわけではありませんし、アシスタント的な役割だからOK、という線引きなのかもしれませんが」(前出・芸能記者)

 女優仕事でのメディア露出が少なくなっても、「消えた」と言われないようにするための伏線、という見方もある。大胆濡れ場で見せたような度胸を他作品の撮影現場でも発揮すれば、「大根女優」の汚名も返上できそうなものだが……。

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