「次は私が暴露される…」戦々恐々のAKB48古株メンバーたち

AKBIMG_2399.jpg天国から地獄へ…(撮影=後藤秀二)

 特定のファンと恋愛関係に発展した過去を認め、HKT48への電撃移籍が決定した元AKB48の指原莉乃(19)。「週刊文春」(文藝春秋)に指原との情事を告白した元カレのAさんは、2008~09年に彼女と交際していたという。Aさんは「その後、指原は別のファンと付き合ったと聞いてます」とも証言しているが、実は指原はAさんの証言と一致する09年11月に、特定のファンにモバメ(モバイルメール)で私信を送り、二人で落ち合おうとしたという疑惑が浮上していた。

 指原はモバメを利用して、ある「イケメンヲタ」のブログ記事での問いかけに返答するようなやりとりを数回行っていたという。何もわざわざ他のファンが閲覧するモバメを使わなくてもいいようなものだが、あえてモバメで返事をさせることで、相手となった「イケメンヲタ」はさぞ優越感に浸れたことだろう。何も知らないファンにとっては「???」と疑問に思うようなモバメが指原から数回送られていたようだ。

「当時のことは、ネットニュースで取り上げられたし、ファンの間でそれなりに話題になっていましたよ。その事件の少し前には、8期生の西川七海が若い男ヲタと撮ったスリーショットプリクラが流出して解雇されていましたし、危機感が足りないなという感じでしたね。でも指原の場合、付き合っているという決定的な証拠はないですし、処分も何もありませんでした」(AKBファン)

 しかし、今回ついに過去の恋愛を暴露されてしまった指原。「文春」にはさらに隠し玉となるネタが持ち込まれているとの情報もあり、彼女以外の古株メンバーは戦々恐々としているという。

「今みたいに売れる前は、本当に“会いに行けるアイドル”だったので、メンバーと付き合えるんじゃないか、と期待しているファンは多かったんですよ。劇場公演での舞台との近さもさることながら、ポラ権(メンバーとポラロイド写真でツーショットを撮れる権利)という制度があって、撮影の時に4~5分くらいメンバーと話ができた。今の握手会ではほんの数秒で剥がされちゃいますけどね。みんな電車通勤だったし、厳重警備もなかったから、普通にメンバーの最寄駅で待ち伏せして会話してる人もいた。付き合った、という話も少なくとも2~3人は聞きましたよ。ピンチケ(中高生など若年層のファン)が一斉に増えた時期は、イケメンのヲタに目を付けて付き合っちゃうコも多かったんじゃないですか」(前同)

 そうは言っても、年頃の女の子に恋愛を禁ずるというのが、そもそも酷な話。自分のことを好きだというカッコイイ男性を目の前にしたら、好奇心も湧くというものだろう。現在のような国民的アイドルグループになる以前、地下アイドルと大差ない活動状況だった頃であればなおさら「プロ意識」も薄く、好奇心と誘惑に負けてしまったメンバーは少なくないようだ。

「今回の事件は氷山の一角。タレント同士の交際であれば、暴露合戦なんて結末にはなり得ませんが、一般人との交際は本当に気をつけなければいけません。アイドルではなく、女優として実績を積んできたコだって、ラブホテルから出てきたところを写真誌に撮られれば大騒ぎになる。ましてAKBは恋愛禁止を謳い、『付き合ったことないでーす』と公言している女の子の集まりで、男性ファンの多くはそこも含めて身近な女性とは違う魅力を感じているわけですから……」(芸能記者)

 熱愛騒動以前、指原はバラエティー番組などに出演するたび「そもそも男友達なんかいない」「男の人と付き合ったことないです」「男が怖い」と口にしていた。それらすべてが虚言だったと分かった今でも、応援してくれるファンはいる。17日に幕張メッセで開催された握手会で、指原の傍には警備員が3人(通常は1人)立ち、おかしなことをして彼女を傷つける輩が現れないかどうか見張っていたが、温かいファンの言葉に彼女が涙する場面はあっても、特に大きな事件は起きなかったという。そうしたファンたちのためにも、AKBメンバーは「普通の女の子とは違う」という自覚を持ち、恋愛を自粛しなければならないだろう。

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