妹の名声に便乗する上野樹里の姉たちの「迷惑行為」

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※イメージ画像:上野まなDVD『Discovery』イーネット・フロンティア

 「兄弟姉妹SP!」と題された6月12日放送の『踊る!さんま御殿』(日本テレビ系)は、そのテーマ通り、出演者がそれぞれ、兄弟姉妹と一緒に出演するという回であった。はなわとその実弟、ナイツ塙宣之や、オリエンタルラジオ中田敦彦とその弟の振付師兼ダンサー・FISHBOY、そして千原兄弟などといった有名どころが集まり、“理解できない兄弟の言動”などをテーマにトークを繰り広げた。しかし、特に目立ってはいなかったものの、ネットユーザーの注目を浴びたのは上野樹里の姉として出演した二人組だった。

 登場したのは、上野三姉妹の長女でクラブDJの上野早織(31)と、次女でタレントの上野まな(29)。まなはフリーのシンガーソングライター兼ラジオパーソナリティとして活動していたが、今年から芸能事務所「アヴィラ」と契約し、水着DVDを発売するなどグラビアアイドルデビューも果たしている。

 番組放送中から、Twitterや実況掲示板では「樹里の足を引っ張るな」「見てるこっちが恥ずかしかったよ」など、三女の樹里に対しての同情的な声が多く書き込まれた。なにより他の出演者は、兄弟姉妹の「有名な方」も一緒に出演しているにもかかわらず、上野樹里本人はVTR出演すらしていない。姉たちのこうした活動を、樹里はどう見ているのだろうか。

「先月、まなはDVDの発売記念イベントで『何も感想をくれないんです』と、樹里がノーリアクションだったことを明かしています。これまで樹里が一切家族共演モノに出演していないことからも、姉たちと距離感を保ちたいという気持ちがうかがえると思うのですが……」(スポーツ紙カメラマン)

 4月放送の『中居正広の怪しい噂の集まる図書館』(テレビ朝日系)で、タレント・あびる優の実母で元女優の中山貴美子がスタジオに登場し、その美貌が話題となったことは記憶に新しいが、このケースでは母の露出が少なからずタレント本人のイメージアップに繋がっている。53歳とは思えぬ美貌から、母への世間の関心も高まった。6月6日に開票の様子が生中継されたAKB48の第4回選抜総選挙でも、指原莉乃の母親が番組に出演し「指原本人よりも美人」と多くのファンを驚かせた。

 こうした「美人母」だったり、オリラジ中田の弟でダンスの世界大会で優勝経験のあるFISHBOYのように「一芸に秀でた兄弟姉妹」ならば、メディアで取り上げる価値もないとは言えない。だが、上野家の姉たちは、自身の芸能活動のために妹の名声を利用しているようにしか見えない。彼女たちのメディア露出は、演技派女優としての地位を確立しつつある樹里にとって、足かせでしかないのではないだろうか。

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