【ニッポンの裏風俗】温泉コンパニオン

 宴会愛好家の中には、

 
「ピンクじゃなくてノーマルを口説いて脱がすのがおもしろい」

 
 という猛者もいるが、普通の酔っぱらいには百戦錬磨のコンパニオンを口説くなんて土台ムリな話なので、最初からピンクを頼む方がよさそうだ。

 ちなみに記者の経験では、伊豆長岡での3人対3のピンク宴会で、2次会のあと、外に食事に出てそのまま全員でラブホのパーティールームへ。それぞれ、ベッドやバスルームにしけ込み、そのまま最後までデキてしまった。

 喜びながら眠りについた翌朝、請求書を見た幹事の顔は、風呂上がりなのに青ざめていた。コンパニオンとタダでイイことができると思ったら大間違いだった(笑)。

 また、忘れてはいけないのが、コンパニオンが制服を着ている間は玉代(料金)が発生することだ。

 社員旅行の宴会の時、個人的に口説いて二次会に誘ったつもりでも、女のコは延長と捕らえ、翌日、幹事に数万円の追加料金を払わされていたアホ社員が、以前勤めていた会社にいた。

 2つの話は、遊び方を知らないとこんな目に遭ってしまうという実例だ。

 そしてもうひとつ。通常、温泉旅館には、「ここまではいいが、そこから先はラブホで」などの規定がある。

 しかし、池袋のおっぱいパブで着いた小倉優子似の元ピンクコンパニオンがいた山梨県石和温泉の某旅館は、部屋で最後までOKと寛大だったらしい。代理店に宴会を頼むなら、そんなゆるい旅館を紹介してもらうのも手かもしれない。ただし、そんな旅館は往々にして設備はしょぼいものだが。

「でも、お客さんはそっちの方がいいって言う人多いのよ。チップはいつも4もらってたから、アフター行くなら4でいいよ」

 素敵な提案だったが、残念ながら大金の持ち合わせがなく、泣く泣く断らざるをえなかった。 

 
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