「秋元康に嫌われていたからAKBになれなかった?」元AKB48・研究生のブログが話題に

 日本を代表するアイドルグループとなり、連日メディアを賑わせているAKB48。彼女らと同じ舞台に上がることを夢見る少女は少なくないだろう。そんな夢舞台に一度は足がかかっていた元・AKB研究生のブログが話題となっている。その研究生は、09年4月に行われたオーディションを勝ち抜き、第5回研究生(8期生)になったものの同年11月に、卒業となった石井彩夏だ。

 今年の初めに書かれたブログには、AKB48から解雇された平嶋夏海と米沢瑠美について触れられ、「派手にやっていたからバレるのは仕方ない」としながらも、年頃だったふたりの男性関係などには理解を示している。しかし、自分は在籍時にはそのようなことはなかったとし、当時ささやかれた「遅刻癖」や「レッスンをさぼった」などは自分にはありえず、むしろ当時はAKBの活動を主体としていたという。

 そのようなウワサに翻弄されることなく活動していた石井だが、「総合プロデューサーである秋元康氏に嫌われていたのでは」という疑惑を持ち、「頑張ったのに報われなかった」ことを嘆いている。

「石井のブログは、アイドルを夢見て破れた女の子のグチのようなものですが、ここで気になるのは、『秋元さんに気に入られなければAKBメンバーにはなれない』と、本人が考えていたとも取れる記述です。もちろん、そんな短絡的なことでメンバーが決められているわけではないでしょう。でも、当時、研究生とはいえ、研究生やメンバーをその目で見てきたコの、肌で感じた感覚にウソもないでしょう。ほかのメンバーも当時、同じように考えていたのかもしれません。研究生は、不定期にセレクションが行われ、そこでメンバーとして残留できるか解雇かが決まりますが、確かにそこでの基準などは不明瞭です。しかし、正式メンバー昇格には、総合プロデューサーである秋元氏の意向が強く反映されるのは、当然のことですよね。石井はブログの中で『AKBを生きがい』に『頑張っていたのに』と語っていますが、頑張っているコがすべからく報われる世界ではないからこそ、AKBは輝いて見えるのかもしれませんよ」(芸能ライター)

 AKB48を離れたメンバーたちに対しては、数年間はグループのイメージを傷つけるような仕事を請け負わないという契約が交わされるとも言われる。しかし、彼女のブログ以外にも、ネット上の巨大掲示板「2ちゃんねる」に「元・AKB研究生だけど質問ある?」というスレッドが立てられ、本人と思われるメンバーが多数の人から質問に答えるという事態も発生している。いくら契約で縛られていたとしても、芸能事務所が管理するならばまだしも、一般人になってしまうと意識は希薄になってしまうのかもしれない。彼女のブログは現在、管理会社に削除されている。しかし、今後彼女のように当時の思い出を述懐するという形での内情暴露は、行われる可能性は高い。

「またこのようなことが続くのならば、元AKB48のメンバーに暴露本の出版を持ちかける出版社も出てくるのではないでしょうか。AKB48は、正式メンバーになっても賃金が少ないと言われ、その下である研究生たちは賃金も支払われることもなく、交通費が渡されるだけという子もいるそうです。そのような扱いを受けたメンバーが、グループ離脱後に金銭目的で契約を無視することも考えられますよ」(前出・同)

 AKB48は現在の地位に上り詰めるまでに、数多くの少女たちが”卒業”している。今後は、彼女らにその足元を救われる可能性もあるだろう。
(文=木嶋陽介)

『元A○B48○○生 平原みなみ 元アイドル研究生がついに!』

 
彼女もそんなひとりかも!?

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