どっちがヤレる? 単独ランチ女性VS集団ランチ女性

lunchgirl1121.jpg※イメージ画像 photo by Roman-Achim.G. from flickr

 数年前に起こった「便所飯」騒動を覚えているだろうか? いくつかの大学のトイレに、「食事禁止」という貼り紙が貼られてあるという噂から、最近の若者は、トイレで食事するものなのか? という問題が起こったことがある。貼り紙自体に関しては、「いたずらなのではないか?」「単なる都市伝説では?」と、信憑性が疑わしい部分もあるのだが、食事をトイレで摂る若者は、実際に存在するようだという説が有力である。いわゆる「ランチメイト症候群」と呼ばれるものだ。

 ランチメイト症候群とは、職場や学校などで、一緒に食事をする相手を確保できないことに対して、極端なコンプレックスを抱いてしまうという症状である。1人で食事をしている自分は、周囲から「友達がいないヤツ」と思われていないかと不安になり、1人で食事をしている姿を見せまいとする。その結果、誰にも見られないトイレの個室にこもり食事を摂るということになる。

 実際に便所飯経験があるかないかは別としても、1人で食事をすることに抵抗がないわけではない、と答える人は少なくない。筆者調べでは、男性よりも女性のほうが、そういった傾向が強いように感じる。女性陣からあがった意見では、「男性はラーメン屋や牛丼屋など、一人飯できる形態の店舗にも入りやすいが、女性だとそういうわけにもいかない」「ハンバーガー店やカフェなら1人でも入れるが、栄養バランスを考えると、毎日ファーストフードというわけにもいかない」という声が多かった。「ファミレスも平気なのでは?」と訊ねたところ、「ファミリーというくらいだから、1人で入るのは気が引ける」とのこと。ましてや、レストランや定食屋などはハードルが高すぎるとのことだった。

 こういった背景には、女性のほうが群れたがる傾向にあることが関係しているのかもしれない。小中学生の頃も、「連れション」をするのは女子のほうが圧倒的に多かった。さらに、女子トイレは用を足すのみならず、様々な噂話や内緒話を交わす社交場にもなっている。それは、小中学生の女子も、大人の女性も変わらない。会社の昼休み、女性社員たちが相当長い時間トイレにこもる、というシーンは、しょっちゅう目にしていることと思う。

 女性は皆、食事もトイレも連れ立って行動するのか、と思いきや、単独行動を好む女性も存在する。「会社の人の悪口などを聞かされるのが嫌だ」「休憩時間くらい、仕事の人と離れたい」「喫煙者なので、他者に合わせて禁煙席に座るのが苦痛」など、理由は様々であるが、実は彼女たちにはある特徴がある。それは、「ランチが1人でも平気な女性は、セックスに積極的な女性が多い」ということである。

 なぜ、単独ランチ女性は、セックスに積極的なのか? その答えは実に単純で、セックスとは、よほど特殊なシチュエーションを除けば、たいていは単独行動で臨むものである。複数プレイじゃあるまいし、「営業部のA君とのセックスに、BちゃんとCちゃんが連れ立ってくる」ということは滅多にないはずだ。よって、日頃から単独行動が習性になっている女性は、アプローチした際のノリも悪くない。対して、群れでランチを摂る女性は、1人になった時の決断力が弱い傾向にある。お仲間がいないため、股を開くか開かないかの最終ジャッジが鈍るのかもしれない。そもそも、常に集団行動をとられてしまうと、オトコとしては声をかけるタイミングが難しい。

 また、一般的にもよく言われている「隙がある女性はヤレる! 隙のない女性はヤレない!」という説も関係してくる。「隙」とは、髪の毛がプリン(根元が黒くなってきているのを放置している状態)だったり、ネイルが剥がれていたり、いわゆる「ま、いっか」というスタンスのことであるが、集団ランチ女性には「隙」がない。常に女性集団の中にいるとファッション等が磨かれる、ということではなく、「1人でランチだなんて絶対ムリ! 絶対にメシ仲間をキープする!」という意味での「隙のなさ」である。単独ランチ女性は、「1人のほうがラクだし、『友達いないのか?』って思われても、ま、いっか」という考え方なので、充分に「隙」があるといえるだろう。

 以上を踏まえ、職場の女性にアプローチする際は、まずランチ傾向を参考にして頂きたい。もちろん、単独ランチ派にも貞操観念の強い女性は存在するだろうし、集団ランチ派にもヤリマンはいるだろう。但し、後者のほうは、集団ランチの場において、貴方のベッドテクニックを漏らしてしまう可能性もある。「俺のテクニックをどんどん広めてくれ!」というならけっこうだが、そうでないなら、集団ランチ女性と肉体関係に発展する際は、くれぐれも気をつけよう。
(文=菊池 美佳子)

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