「家が遠い」と驚きの理由でドラマを降板した女優!?

20111114Mcyzosaya.jpg*画像:『心の楽園に住む』より

 レギュラー出演していた人気ドラマを「家が遠いから」という仰天理由で降板した女優がいる、と東スポが報じている。その名は益戸育江(旧芸名・高樹沙耶)だ。

 益戸はこれまでテレビ朝日の人気ドラマシリーズ『相棒』において、俳優・水谷豊扮する主人公の杉下右京の元妻であり、小料理屋を営む宮部たまきを好演していた。ところが、このドラマを降板し、沖縄・石垣島に転居していたことは、すでに11月8日発売の「週刊女性」(主婦と生活社)が報じていた。同誌はこの移住の理由を”年下イケメンとの愛欲生活”などと、新恋人の存在によるものだとしていたが、これに対して益戸は10日、ブログ上で反論。

「私の現実と、あのような本を出版されている方達、それを信じる人たち、私はすみませんが違う世界にいます。(中略)人のことを詮索したり、事実とは違う情報を、公共の紙面を使って流す、私にとっても悲しく何の喜びも生まないこと、そしてそれを見た人も喜びや幸せは受け取れない、このような世界はもう卒業した方がよいと私は思い行動しています。」

 と、記事について何らか思うところがあるようだが、新恋人の存在が理由なのか否かは明言されてはいなかった。そんな折、東スポが降板の理由を「家が遠いから」というものであると報じたのだ。

 益戸はシンガーソングライターの中西圭三との離婚を経て、フリーダイビングのパーソナルコーチを務めるハワイ在住の水中カメラマン兼ダイバーと同棲・婚約していた時期があり、その期間はハワイと日本を往復する生活を送っていた。しかし2004年頃には破局し、再び活動拠点を日本に戻している。その後2007年には千葉の南房総市に移り、自然エネルギーを活かしたエコロジカルな生活を送っていたといわれている。

 記事には沖縄・石垣島への移住を所属事務所や共演者である水谷に何の相談もなく行い、結果『遠くて連続ドラマは務まりません』と降板したとある。だが、映画の仕事はやりたいと言っていた、と所属事務所は語っているようだ。

「この理由が本当だとすると、あまりに責任感がないと言わざるを得ないですよね。そもそも移住は自分で決めた事なんですから、それで”遠いから”ってのは……(苦笑)。プライベートで変化がある場合、仕事相手に迷惑がかからないようにするのは鉄則。益戸にとってその筋の通し方が『降板』という形だったのかもしれませんが、今後、石垣島にいる益戸を起用するとなると、自宅と現場の往復のための交通費がかかることになり、制作側のコストが増大します。仕事のオファーをもらうには、この人をぜひ使いたい、と思わせるために個性を磨かなければ厳しいでしょう」(芸能ライター)

 益戸は7月にブログで「離島への移住を考えている」と、今回の石垣島移住をすでににおわせており、その際「肩書きも女優ではなく、アースキーパー益戸育江として残りの人生を過ごしてゆくつもりです」と、女優引退とも取れる発言をしている。今月のブログでは11月11日にインドでヨガを行ったらしき記述もみられ「最高だ!! 命をいただきありがとう! 肉体と魂の共存に感謝」と、この世に生きていることの素晴らしさを綴っている。女優からアースキーパーへと本腰を入れるのであれば、いっそ引退宣言をしたほうが賢明かも!?
(文=近藤チカゲ)

『高樹沙耶―メガロポリス・トーキョー(激写文庫)』

 
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