絢香・電撃復帰の裏にはあのレコード会社の影が!

 無期限活動休止中の歌手・絢香(23) が、本格復帰へ向けて自主レーベルを設立すると報じられている。絢香は2009年4月、俳優・水嶋ヒロ(27)との結婚記者会見の際に、デビュー翌年からバセドゥ病をわずらっていることを明らかにし、年内で音楽活動の休止を発表していた。バセドゥ病は完治が難しい病気ゆえ、復帰時期は不明だったが、所属事務所によれば、現在、絢香の体調は安定しているため、来年初頭には新曲をリリースできるよう準備を進めているという。

 それに先駆け今月25日からは、夫である水嶋が出演している森永ココアのCMに楽曲を提供している。現役時代を彷彿とさせる、優しく繊細な歌声は健在だ。復帰に向けて準備万端といったところだろうが、絢香といえば「三日月」で第48回レコード大賞最優秀新人賞に輝き、翌年には「Jewelry day」で同大賞金賞も受賞し、紅白歌合戦にも出場していた人気歌手。復帰ともなれば、さまざまなメジャーレーベルからも声がかかるだろう。なぜインディーズからの再出発となったのかについて疑問が残るところだが、これには”大人の事情”が存在していると東スポが伝えている。

 記事によると、絢香はインディーズレーベルを新たに立ち上げ、そこから新曲を発表するが、プロモーションや販売はエイベックスに手伝ってもらうという。ただし、そのことは公にはしたくないとのこと。というのも絢香は休止中の昨年3月にワーナーミュージックとの契約を終了しているため、傍から見れば病気を理由にワーナーミュージックからライバル企業のエイベックスに移籍したようなものだからだという。

「公式HPには新曲のリリースは来春とされていますが、この時期の復帰となると、狙いは紅白歌合戦なのではないでしょうか。絢香は09年の紅白出演を最後に活動休止していますので、今年の紅白で復帰し、新曲を披露すればものすごいプロモーションになることでしょう。紅白は、レコード会社ごとに出演者枠があると言われていますが、エイベックスが後ろ盾としてついて、自社のアーティストの枠を提供する約束をしたため、この時期の復帰となったというのも考えられますよ」(音楽誌ライター)

 また、水嶋と絢香は大手芸能事務所である研音を飛び出すように辞めている。エイベックスは、水嶋だけでなく絢香まで支持した場合、研音との間にいらぬ軋轢を生じさせる原因にもなりかねないため、裏から手を貸す形になっているのではないだろうか。活動再開の裏に、さまざまな大人の事情も垣間見える絢香。しかし、ファンにとっては元気に歌声を聞かせてくれるのは何事にも代えがたいこと。彼女の復帰が紅白のステージになるのならば、年末に向けての楽しみがまたひとつ増えるだろう。
(文=明日春人)

『あなたと』

 
絢香と入れ替わりにコブクロが休止……

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