エロ業界の鉄人・所沢ショーイチのハメ歴史 第45回

ネットで逆ナンパ!! 篠田麻里子似の未成年とチョメチョメ

tokosho0920.jpgIllustrate by ながおか

 逆ナンパ。それは、イケメンだけが享受できる喜び。

 逆ナンパ。筆者のようなイケてない男性にとって、それはAVのタイトルでしか知らない単語。

 だが、実は今から3年ほど前に逆ナンパらしき行為をされたことがある。今回はそんなお話にお付き合いいただきたい。

 そのころ筆者はまだ”所沢ショーイチ”とは名乗らず、無記名でアチコチの雑誌にエロい文章を書き散らかしていたのである。もちろん出会い系や風俗遊びは今と変わらぬペースで満喫していた。そしてオナニー以外で射精する度にその内容をブログにUPしていたのだ。やれ出会い系で巨乳のコと遊んだだの、やれどこそこの風俗店で基盤できただのといった感じの駄文を日記のノリで書きなぐっていたに過ぎない。

 今はもう削除しているので存在していないのだが、そのブログは「yaplog」という無料ブログサービスを利用していた。確かページのタイトルは「sex大好き野郎のチョメチョメ日記」といった感じだったと思う。どこにもリンクを貼らず、ただの自己満足にしか過ぎないこのブログだったのだが、ある日のこと「yaplog」を利用している人同士でやりとりできるメールサービスに1通のメールが届いたのである。

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ユーザー名:レイ
受信日時:2008/07/11 PM22:45 
 
こんにちはぁ。ブログ見ました。
よかったら私とエッチとかどうですか?
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 このブログを通じて誰ともやりとりをしておらず、「yaplog」のメールサービスにユーザーからメールが届いたのもこの時が初めてだった。

 ”チッ、どうせ業者からのメールだな。何度かメールをやりとりするうちに有料サイトに導く手口だろ?”

 当然、こんな餌には釣られないクマー! しかし「yaplog」のメールサービス経由で連絡が来たということは、このレイなる女も「yaplog」ユーザーのハズである。物は試しとばかりに、このレイのブログを訪問してみたのである。

 レイは2年近くこの「yaplog」でブログをアップし続けていた。当時19歳ということだったが、2年前の高校2年生の頃にブログを始めた計算だ。そこには文化祭の準備で忙しいとかバレーボール大会がダルいからサボったといった具合に女子高生の日常が綴られていたのである。また、同級生同士でこの「yaplog」を利用していたようで、レイの同級生と思しき友達や中学時代の女友達からのコメントやコメントバックなども記載されていたのだ。

 筆者に連絡をしてきた時はすでに高校を卒業してフリーターになっていたレイちゃん。彼女のブログには記事のほかに、友だち同士で撮ったプリクラや自撮りした写メなども多数アップされていた。彼女の容姿はズバリAKB48の篠田麻里子を少しだけポチャっとさせたような感じだった。ただし似ているのは2011年現在の篠田麻里子ではなく、デビュー当時の篠田麻里子のほうである。

 筆者はそれこそ無我夢中で2年分のログを読み漁った。そして、”このブログはどう考えてもモノホンの女子高生のブログだ。業者だったらこんな手のかかるやり方をしないだろう”という結論に至ったのである。

 この時の筆者の気分は、女子高生からお手紙をいただいたボヤッキーの気分である。ボクちゃん、シアワセだなぁ。

 早速レイちゃんに「OK」の返事をポチットな、と出したのは言うまでもないだろう。ただし、大きな疑問が残っていた。なぜレイちゃんのほうから筆者にアプローチしてきたのか? その疑問をメールで彼女にブツけたのだが、「それは会ってから話しますね!」とはぐらかされてしまった。

 こうして何度かメールを交換して会う段取りとなった。

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ユーザー名:レイ
受信日時:2008/07/14 PM20:09 
 
うーん、時間は夜10時とかでいいですか?
バイトが終わってからそのまま待ち合わせしたいです。
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 ん? 夜10時? ずいぶんと遅い待ち合わせを希望してきたもんだ。レイちゃんのブログを読み漁っていた際、そこに書かれていた内容から推測して彼女の通っていた高校は八王子にある某普通科高校だと目星をつけていた。彼女は自転車通学だったので、自宅も八王子近辺であろうことも容易に推測できる。

 終電の時間とかは大丈夫なの? と返信したところ、

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ユーザー名:レイ
受信日時:2008/07/14 PM20:21 
 
え、レイはお泊りのつもりだったんですけど、、、
ダメですか?
親には友達の家に泊るって言うつもりでした。
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 ま、まじですか? マジレスか? 目が点になってしまった。すでに筆者の写メを彼女に送信していたのだが、初対面の相手といきなり泊りって……。ほんの数カ月前まで女子校生だったレイちゃんに誘われたら仕方がない。「うん、泊りでも平気だよ。ホテルに行く前にコンビニで飲み物とか食べ物とかたくさん買っていこうネ!」と返信したのである。

 それから数日後の夜10時。新宿で無事に待ち合わせ成功。実際のレイちゃんはほぼ写メ通りであったのだが、胸の大きさが想定外だった。どう考えても余裕でGカップの巨乳ちゃんなのだ! おいおい、顔は篠田麻里子で巨乳ちゃんだなんて、まるで”ぼくのかんがえたセックスフレンド”みたいじゃないか!!

 ホテルに向かう道すがら、疑問を改めてブツけてみた。

「もしかしてレイちゃんが俺にメールくれたのって、ブログのタイトルにsex大好きって書いてたからなのかな?」

 筆者の推理ではそれ以外考えられなかったのである。すると、

「あ、ハイ。バレちゃいました? テヘへ」と素直にゲロるレイちゃん。

「でも、どうしてあのyaplog経由でメールしてきたの?」そう聞いてみると、

「実は前に援交してるのが親にバレて、携帯のフィルタが厳しくなっちゃったの。だから出会い系とかそっち系のサイトが見られないの。でもあのyaplogってとこはフィルタがかかってても使えたから、あそこで相手を探してたんだ。」

 後日確かめたところ、たしかにその通りであった。当時は携帯電話のフィルタリング機能のせいで、利用できるブログサービスもかなり制限されていたのだ。しかも彼女の場合、キッズ用と思われる強固なフィルタだったので、モバゲーやグリーといった似非SNSの出会い系にすらアクセスできなかった。

 筆者が駄文アップ用に「yaplog」を選んだのは以前仲良くなった娘が利用していたからである。しかし、期せずしてこんな余禄に預かれるとは! 神様グッジョブ!

「あ、今はバイトしてるからもう援交はしてないよ。エッチの上手そうな人とイチャイチャしたいだけだからぁ。」とあっけらかんに語る彼女。

 こうして夜11時から翌朝7時までの8時間、ほぼブっ通しで5回戦! これは筆者の最高記録でもある。翌朝、駅までレイちゃんを送り届け、再会を約束してサヨウナラ。

 その日の夜に、

“もっとチューすればよかった。もうシタくなってきっちゃったよ。来週もまたエッチしたいなぁ”

 とレイちゃんからメールが来たのには心底驚かされた。若さってすばらしいなぁ、おい。

 オネダリされたら応じるしかない! 翌週も泊りデートで5回戦。この際、たしか3回戦目あたりでレイちゃんは初めてエクスタシーに達したのだ。

「ありがとうショーちゃん。あたし初めてイケたよ。すんごく嬉しい!」

 そんなレイちゃんとは2年近くも関係が続いた。彼女は「中出しとアナルファック以外ならナニしてもいいよ」というスタンスだったので、嫌というほどナマでハメ倒したものだ。身長は150センチ弱と小柄だったのだが、顔は篠田麻里子でGカップバスト、しかもちょっと前まで女子高生。まさに”ぼくのかんがえたセックスフレンド”を具現化したかのようだった。

 手首を縛り、さるぐつわをしてのSMプレイ、連続口内発射で精飲、剃毛プレイ、相互マットプレイ、ハメ撮り、バイブと電マでの同時責め、スク水を着用させてのローションプレイ、などなどさまざまなプレイを楽しんだものだ。デートの回数は20回強だが、いつも必ず泊りなのでセックスの回数は余裕で100回を超えていた。

 そんなレイちゃんから連絡が来なくなってから1年近く経過してしまった。既に彼女のyaplogは更新が止まっていたのだが、レイちゃんはその代わりにmixiを始めていたのだ。もちろん彼女にはナイショでそのmixiをウォッチングしていた筆者。mixiの日記によると新しい彼氏ができてラブラブ真っ最中の様子。それゆえ筆者に連絡してこなくなったのだろう。

 つい先日、彼氏とケンカしてヘコんでいる内容の日記を見つけた。逡巡の末、久しぶりに彼女の携帯にメールしたのだが、アドレスが変更されていた模様で連絡を取ることができなかった。ハァ、ダメだこりゃ。

 レイちゃんに代わる”ぼくのかんがえたセックスフレンド”を求めてやまない筆者。そういう関係になりたいと思う娘と何人か出会ったもののなかなか上手くいかない。

 嗚呼、レイちゃんとの最初にキッカケのように誰かまた逆ナンしてくれないものかなぁ。いい仕事しまっせ、ウヒ。
(文=所沢ショーイチ)

 

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