AKB48 板野友美の歌手活動休止は”心とカラダ”のメンテナンス?

itanotomomi0905.jpg※画像はCD+DVD『ふいに(type-A)』より

 8月24日に発売された22枚目となるAKB48のシングル「フライングゲット」(キングレコード)は、発売初週で売り上げが100万枚を突破し、9月5日付のオリコン週間シングルランキングでも初登場1位を飾るなど、もっぱら好調の様子だ。4日にナゴヤドームで行われた発売記念イベントにも大島優子、高橋みなみなど16名のメンバーが登場し、2万人のファンを前に新曲をはじめとする4曲を披露。大島からは「皆さまのおかげで、9作連続でオリコンウイークリーチャート第1位を獲得することができました!」とうれしい報告もなされた。

 だがその一方で、AKB48のファンにとって心配なニュースももたらされた。メンバーの板野友美がこの日の握手会にて、歌手活動を休止することを発表したのだ。声帯結節及び急性声帯炎という、喉の病気によるものだという。AKB48公式ブログにも「板野はノドの調子が悪かったのですが、握手会だけは参加したいということで、握手会のみ参加しました」と、この日のイベントでライブを欠席した理由が明かされている。手術の必要はなく、全治3~4週間と診断されており、医師によれば「喉を休めれば回復する」とのこと。この期間、歌番組や劇場公演を欠席し、撮影やバラエティー番組などの仕事は通常通り行い、喉を休めるようだ。握手会で板野は「歌うことが当分できなくなりました。本当はできることはやりたいんですけど」と休止を告げ、公式ブログでも「握手会ではあんまり声出せなくてごめんなさい(略)早く完治するといいなぁ」と、歌えないもどかしさを早くも感じているようだった。

 これを受けネット上では、板野の症状を心配する声とともに「元々歌ってないだろ」「口パクだから関係ないやろ」などの声も目立っている。確かにAKB48をはじめとした、ダンスが売りのアイドルグループや、Perfumeのように声自体を加工して独特のサウンドを作り込むタイプのグループには、常に口パク疑惑がささやかれ、その検証動画も数多く出回っている。しかし、それは完成された世界観を作るための手段として容認されている側面もあり、実際ファンらはそれも織り込み済みで楽曲やライブを楽しんでいるのも事実である。 このような背景を考えれば、喉を酷使するパフォーマンスを行っていないのだから板野の休養宣言は大げさでは、といったニュアンスの冷ややかなコメントが出るのも理解はできるが……。

「板野はすでに7月に、公式ブログで声帯結節であることを明かしています。なぜかその記事はすぐに削除されましたが。おそらくその後、通常通りに仕事をこなしてみて症状が改善するか様子を見ていたんでしょうね。ここで休養に踏み切ったのは、症状の改善が見られなかったことと、AKB48が22枚目のシングルを発売したこともあり、喉を使う場面が多くなることを考慮してのことでしょう」(芸能ライター)

 また板野はソロとしても活動しており、すでに2枚のシングルを発売しているが、この売れ行きが心理的な負担になった可能性もある。

「ファーストシングル『Dear J』は初週でこそ2位と、1位には及ばなかったものの、息が長く、今年の上半期10位を記録しています。発売日は1月26日でありながら、1月度のチャートでは月間2位となっており、勢いもあった。しかし7月13日に発売された2枚目シングル『ふいに』では初週1位でありながら、月間は10位と、1枚目より売れ行きが落ちているのは事実。3枚目ではなんとか挽回を図りたいというプレッシャーも相当だと思います」(同)

 心理的な負担と言えば、サマンサタバサが6月28日に行った新CMの記者発表会での出来事も一因ではないかと言われている。CM出演者は板野のほか、道端ジェシカや蛯原友里など、豪華モデルら合計6名。身長154センチの板野に対し、他の出演者らは身長165~173センチ。並んで記者発表会に臨む様子は、他出演者らとの身長差から、当時は「公開処刑」「とらわれた宇宙人」などとネット上で大きな話題となった。このように、記者発表会は板野の小柄さを強く印象づける事態となったが、その後お茶の間に流れた同CMでは、6人の出演者が横一列に並んだシーンで、他の出演者らと板野との身長差がなくなっていたのである。板野が台に乗って撮影されたのではという推測や、コラ画像まで出回り「また公開処刑!」「これはさすがにかわいそう」など、再び大きな話題となってしまった。この一連の出来事に、他でもない板野本人が大きな心理的ダメージを受けているという話もある。

 今回の休養宣言についてはさらに「改装のための休業期間だな」「メンテ休暇」という声もみられる。かねてより”単なる成長ではない”とささやかれている、板野のデビュー当時から現在へ至る外見の変貌ぶりであるが、この休養中にメンテナンスを行うのでは……との見方をする者もいるようだ。

 いずれにしても、今回の休養を経て、ゆっくりと心とカラダをメンテナンスした後は、一段と輝きを増した”新生ともちん”として戻ってきてくれることだろう。

『板野友美写真集 TOMOCHIN! !』

 
週プレ的には”神8″(笑)

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