「暴力団&紳助擁護発言」小倉智昭のズレた謝罪に非難集中!

ogura0826.jpg※画像は『おとな時間』より

 元タレントの島田紳助が23日の夜に突然行った引退会見。大物タレントが暴力団との交際を理由に突然の引退を表明したということで、業界内では依然、騒動が続いている。引退会見の翌朝、各局のワイドショーがこぞってこの件を取り上げたが、その中で『とくダネ!』(フジテレビ系)における小倉智昭キャスターの発言が、放送直後からネットを中心に物議を醸した。

 24日の放送で小倉キャスターは島田の引退理由について触れ、

「皆さんの周辺でも、知らないうちにそういう人が解決してくれるってことは起こるはず」「ダメなこととは分かってても、それしか解決方法がなかった、って人はいると思うのね」

 などと語った。島田の会見によれば、十数年前に”自分ではどうしようもなかった”トラブルを知人のAさん(会見ママ)に相談。Aさんはそれを暴力団関係者のBさんに相談し、Bさんは島田のあずかり知らぬところで問題を解決してくれた……という。小倉キャスターのコメントは、当時の島田が抱えていたこのトラブルについて言及したものであろう。だが、これについてネットを中心に騒ぎとなり、

「お前の周辺だけだろうが、普通の人間はまず警察に相談するだろ」
「で、小倉はどんなことを解決してもらったんだ?」

 など、辛辣なコメントが多数見受けられる事態に。また、「たたくと埃が出まくるんだろうな」など、小倉キャスター自身も暴力団関係者と関わりを持った過去があるのかと勘ぐるコメントも多くみられた。

 一般市民の感覚から言えば、弁護士や警察などしかるべき人間に頼むことができず、暴力団にしか頼めないようなトラブルを抱えてしまう、という事態がそもそも常識から逸脱している。だが、これを”皆さんの周辺でも”と、珍しくない出来事であるかのように語った小倉キャスターに対して視聴者は違和感を覚え、その結果としてネットを中心に騒ぎとなってしまった。さらに”それしか解決方法が……”などと述べたことによって、暴力団との交際を容認しているとも受け取られかねない発言である。

 そして放送から翌々日の26日、同『とくダネ!』放送時、小倉キャスターが24日の自身の発言について釈明した。

「トラブルに巻き込まれて、その解決を結果的には圧力団体であるとか闇社会の人間が解決してしまうこともあると言いました。考えなければならないと言ったが『容認している』と取られた。一般の人にもあるよと言うと、そんなのないよと(反応が)返ってきました。今は身分を隠して溶け込むような形で知らず知らずのうちに気がついたら巻き込まれるということもあるんです。ですから気をつけてほしいと申し上げたつもりだったんですが、言葉少なでした」

 この発言から、小倉キャスターは芸能人と暴力団関係者の付き合いを容認しているわけではないが、自身の発言が言葉少なだったために視聴者に誤解されたと主張しているようだ。また現在の暴力団は一般社会に溶け込んでいるため、視聴者も気がついたらトラブルになっている可能性がある……と言いたかった、ということのようである。

 しかしこれに対しても、ネット中心に「ズレてる」と非難を浴びている。ネット上では「紳助は暴力団だと分かって仲良くしてたんだから矛盾してるだろ」「自分の非を認めずに視聴者の誤解に持ち込む手法はさすが」「話をヅラしてハゲしく不毛な言い訳してますね」など、火に油を注いでしまった格好となっている。

「主に批判の対象は、小倉キャスターが”自分の発言を視聴者が誤解した”と感じさせるようなニュアンスを込めてコメントしたところに向けられているようですね。視聴者がバカにされていると感じ、憤慨するのは仕方ないと思います。結局、小倉キャスターへの批判は収まっていませんし、あのようなコメントをするくらいなら、むしろフォローしなかった方が良かったのでは……」(芸能ライター)

 小倉キャスターの一連のコメントには、暴力団との交際自体を否定するような文言はなかった。視聴者に「知らないうちに暴力団とトラブルになる」と警鐘を鳴らしてはいるが、”知らないうちに”ということは未然に防ぐ方法がないということであり、ただ恐怖をあおってしまっているだけと取られても仕方のない発言だ。視聴者の批判の声を受けて、小倉キャスターから、さらなる再々コメントが語られる日は来るのだろうか?

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