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紳助引退で吉本失速!? これからのテレビバラエティーを考える


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※画像は吉本興業公式HPより

 “飛ぶ鳥跡を濁す”突然の引退劇。23日午後10時過ぎ、テレビバラエティー界屈指の超大物タレント島田紳助が、芸能活動から身を引くことを発表した。抱えるレギュラー番組は民放各局合わせて6本。いずれも島田がメインを務めるバラエティー番組とあって、各局とも放送内容やスポンサーへの対応に追われているようだ。特に引退会見のあった翌日に島田がメインMCを務める『クイズ! ヘキサゴンII』の放送を予定していたフジテレビは、放送内容の差し替えに奔走。島田の引退記者会見後、同社の番組予定表にはヘキサゴン枠に「未定」の文字が載っていたが、ようやく当日の午前中になってタカアンドトシの出演する番組がアンコールSPとして放送すると発表された。

「すでに島田の出演する番組は9月初頭の分までは収録済みのはず。その分に関しては、吉本所属のタレントがメインを務める番組を放送することになるでしょう。なんせあまりにも突然の事態ですからね。吉本とすれば、たとえノーギャラだろうとタレントを使ってもらうしかありません。ヘキサゴンの差し替えになったタカトシの番組も当然吉本側としては無償で提供するしかないでしょう」(業界関係者)

 また別の関係者は秋の新番組に注目したいと指摘する。

「各局とも10月の改変期に放送される予定だった番組の概要はほぼ決まっているものの、まだ収録自体は済んでいないものがほとんどです。そんな中、島田の出演する番組が終了するという話は聞きませんから、当然のように特番のような形で彼の番組は10月の改変期を予定していたはずです。しかしそれも今回の引退で、すべて一から考え直さなきゃならないでしょう。その際、検討されるのが新番組ということになりますが、そこで局側がどんなタレントを起用するかは注目ですよね。病気療養や軽い不祥事での謹慎なら、所属事務所の芸人や仲のいいタレントがケアするというのが常とう手段ですけど、今回は完全な引退ですからね。メイン司会者の戻る予定のない番組を無理やり継続させることは、スポンサーなどとの関係からも無理でしょう。島田の担当していた番組を放送していたテレビ局は、必死になって新番組の構想を練っているはずです」(制作会社関係者)

 突然の引退会見から一夜明け、テレビ各局は島田と交流のあった著名人の言葉を紹介している。長年、番組で共演していた弁護士の北村晴男は「暴力団は嫌いだが、会見を見た限り引退するほどのことか」と言い、『ひるおび!』(TBS系)に出演した東国原英夫は「引退する必要なんてない」と断言する。島田と交流のあった人々は口をそろえて、彼の「引退」という決断に疑問を呈した。しかし島田が引退したのは事実。いくら会見の内容から引退するほどのことはないと言っても、その会見で明かされなかった事実があるからこそ、島田は引退を決断したと見るのが自然だろう。

 元ボクシング世界チャンピオンの渡辺二郎との付き合いから発展したとみられている暴力団関係者と島田の関係。あまりにも突然だった島田の引退はその関係がただならぬものであることを示している。たとえ本人が引退しようとも、今後メディアを通して明かされるであろう両者の関係は、しばらく国民の注目を集めることだろう。

 そしてさらに注目を集めているのが、前出の関係者が指摘する秋の新番組だ。過去に例を見ない大物司会者の突然の離脱。今後のテレビバラエティーはどこに向かうのか。

「島田紳助の番組はすべて打ち切りになるでしょう。もちろん似たような形で、司会者を入れ替えて番組を継続させるという方法もあるでしょうが、"暴力団との親密な関係"という理由で引退したタレントの番組をそのまま続けるのは難しいでしょう。テレビ局が最も嫌がるのが暴力団という印象ですから。そこで現在局側が悩んでいるのが、新しい番組で吉本のタレントを使うかどうかという問題です。今回の島田の引退で、吉本サイドはけじめをつけたつもりなのでしょうが、世間の人々は、吉本と暴力団の関係を改めて認識し、「やっぱりそうなのか」という印象を持ったはずです。あくまで個人的な交際と言っても、そんな印象のついてしまった事務所のタレントを起用するのは、スポンサー的にも難しいでしょう。大げさかもしれませんが、これをきっかけに局側の吉本離れが進む可能性もあります」(放送作家)

 さらにこの放送作家は島田の引退に色めき立っているタレント事務所は多いと語る。

「とてつもなく大きな椅子が空いたわけですからね。大手芸能事務所はこぞってその椅子を狙いに行くはずです。特に、ここ数年吉本勢に押され気味だった在京の事務所は、新番組の企画と共に所属タレントの売り込みに必死でしょう。もちろん吉本としても、突然の引退で失った信用を取り戻すために同じような売り込みに必死のはずです。そんな中で、島田紳助というブランドに代わるタレントを要している事務所に分があるのは当然ですが、まだそこまでではないにしろ、将来的にその座を担えるであろうタレントを抱える事務所にとっても、願ってもないチャンスの到来というわけです」(前出)

 あまりにも突然だった大物司会者の引退で混乱を極めるテレビ業界。しかしそんな島田の後釜を担うだけの実力を持った人材は少なくない。最有力は今田耕司や東野幸治といった吉本所属の芸人だろう。しかし、前出の関係者が指摘するように、今回の騒動で改めて認識させられた「吉本興業と暴力団の関係」や、吉本の芸人は突然引退するといった印象は、今後、彼らのような吉本芸人の活躍を制限することになるかもしれない。そうなると加速するのが非吉本勢の台頭だ。近年続くテレビバラエティー界の吉本ひとり勝ち状況。島田の引退は、その潮目にどのような影響を及ぼすのか。今年7月に完全デジタル化を迎えたテレビは、こぞって新時代を謳ったが、島田紳助の引退こそ、テレビ新時代の幕開けを告げることになるのかもしれない。
(文=峯尾/http://mineoneo.exblog.jp/
著書『松本人志は夏目漱石である!』(宝島社新書)

『笑売人 林正之助伝―吉本興業を創った男』


林さんは現状をどう思っているのだろう

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