元サッカー日本代表・松田直樹選手の死去で、新聞・テレビが報じない”ある話”とは

 8月4日に急性心筋梗塞のため死去した、サッカー元日本代表でJFL松本山雅FCのDF松田直樹選手。34歳という早すぎる死は、サッカー関係者だけではなく、世間にも大きな衝撃をもたらした。9日に松田選手の出身地である群馬県桐生市内の斎場で営まれた告別式には、2002年の日韓W杯で チームメートだった中田英寿氏や監督として率いたフィリップ・トルシエ氏らも参列。 サポーターのために設けられた焼香台に並ぶ列も告別式が終わるまで途切れることはなかった。

 新聞・テレビでは松田選手の功績を称える記事が並んだが、サッカー担当記者の1人は、「亡くなっているので、記事は美談で彩られていますが、記事の行間を読み解いていくと、彼の”問題児ぶり”が分かると思う」と語った。

 まず、トルシエ監督や横浜F・マリノス時代の木村和司監督とも確執。「サッカー小僧な半面、目上の人に対する態度や、キレたら誰にも止められないところもあった」(同記者)と明かす。そんな松田選手の葬儀・告別式の映像を見て、誰もが不思議に感じたのは、喪主が妻ではなく、母、正恵さんだったことだ。

「実は松田さんは昨年に奥さんと離婚しているんですよ。奥さんとの間には3人の子供がいて、離婚したのは3人目の子供が生まれてすぐ。親権は奥さんで、亡くなった日には子供を連れて会いに来たそうです。ただ、葬儀や告別式ではその姿を見ることはありませんでしたね」(サッカー関係者)

 定期的に家族で交流はあったというが、決して円満な離婚ではなかったという。松田選手を知る人物が「亡くなった方に鞭打つワケではありませんが……」と前置きした上で、次のように語る。

「離婚理由は松田さんの度重なる女遊びだそうです。ワイルドな風貌の松田さんは女性ファンが多く、熱心な人は連日、練習場まで駆けつけていた。そのなかで好みのタイプの見つけては、食事に誘ったり、いろいろしていた。そうしたことが積もり積もって離婚ということになったのでしょう」

 どうやら松田選手は、ピッチの中でも外でも”破天荒”な、魅力溢れる人物だったようだ。

『松田直樹選手追悼号2011年』

 
日韓W杯は感動しました

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