政治家介入・不買運動・離婚!? 拡大する”フジテレビ高岡騒動”

takaoka0802.jpg※画像は『Ollie 2011年 02月号』/三栄書房より

 先月23日、フジテレビの韓流推しについてTwitter上で批判し、28日には所属事務所「スターダストプロモーション」を離れることになった高岡蒼甫。これを受け、ネット上では依然、騒動が続いている。

 まずはフジテレビの主要スポンサーのひとつである花王製品の不買運動だ。とあるネットユーザーが花王に対し、今回の騒動について問い合わせたところ「ネット見て電話したんですよね? フジテレビを支持しております」との回答があったとネット上にアップされ、これが広まったとされている。そして通販サイトのAmazon上で、花王製品を批判するレビューが多数投稿される事態となっている。

 例えば花王のおむつ『メリーズエアスルーLサイズ』では、「クオリティー低すぎですね。TV広告出す金があるなら品質向上と指針の見直しです」などと、明らかにフジテレビのスポンサーとしての立場に対しての苦情が書き込まれている。そして洗剤の『アタックNeo つめかえ用』においては、「今まで使ってましたけど、もう使うのをやめました。自分の会社の汚れすら落とせない、消費者をなめた企業の製品を使うなんて、気持ち悪くて。今まで使ってきたのに…憤りで反吐が出そうです」と、やや感情に任せたレビューが多数、書き込まれている。今回、花王がネットユーザーらからここまで怒りを買っているのは、先の電話対応でのフジテレビ応援発言、そして花王がフジテレビの株主であることが大きく影響しているだろう。

 また高岡の周辺も、にわかに騒がしくなってきた。30日には自民党参議院議員、片山さつきがTwitter上で高岡にこう呼びかけている。

「片山さつきです。何人かの私のフォロワーから、貴殿の身の上に起きたことについて、どう考えるか、何かできないのか、とのツイートを頂きました。ご連絡をお待ちしてます」

 さらにその翌日、片山氏は「高岡氏からDMを二度頂き、彼の俳優としての才能が今後も生かされるように配慮しつつ、皆さんと問題を一つずつ掘り下げていきたいと思います。早速色々過去の事で中傷する動きがあるようですが、ツイッターでは、彼が提起し皆さんが共有する危機感に焦点を当て、攪乱勢力を排して行きましょう!」とTwitter上で発言。既に両者の間で何度かやり取りがなされたことが明かされている。

「そもそも今回の騒動は、高岡がスターダストプロモーションから解雇されていなければ、ここまで大きくはならなかったでしょう。スターダストがフジテレビに異様に気を使った結果じゃないでしょうか」(芸能ライター)

 高岡はその後、妻の宮﨑あおいとも音信不通であることを明かしており、離婚の危機も騒がれている。その一方、ふかわりょうがこの件についてラジオで言及したり、たちあがれ日本の中山成彬前衆議院議員がブログで「乗っ取られているテレビ界の内実を知って我慢ができなかったのでしょう。マスコミ内部にも志を持った日本人はいる筈です。日本が危機に直面している今、若い人達が早く覚悟を決めることを期待しています」と、高岡に対して理解を示しているような記述が見られた。おそらく今後も、今回の騒動の発端となった高岡に対して、何らかの発言を行う者は出てくるだろう。

 また、Amazonレビューでの酷評書き込みや不買運動についても、花王以外のフジテレビ株主に飛び火する可能性がある。加えて、8月8日にフジテレビが制定している「フジテレビの日」には、同局の番組を見ないようにする「フジテレビ不視聴運動」の呼びかけも、ネット上で広まっている。騒動は終息する気配すらなく、依然として拡大の一途をたどっているようだ。これに無視を決め込むか、何らかの反応を示すか、フジテレビのその後の出方が注目される。

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