レディー・ガガ「庶民的な飲食店で食事」の陰に”業界を暗躍する男”

 世界的歌姫レディー・ガガが帰国して約2週間が経過した。来日中は「徹子の部屋」(テレビ朝日系)や「SMAP×SMAP」(フジテレビ系)などの人気番組に出演したのをはじめ、朝昼のワイドショーでも連日派手に取り上げられた。「全盛期のマドンナが来日したときのようなフィーバーだった」と関係者も振り返るように、予想以上のガガ旋風が吹き荒れた。ところが、全く報じられていないが、なぜガガともあろう大物が六本木の「すしざんまい」や「しゃぶ禅」に行ったかはちょっと飲食に詳しい者なら知りたいところだろう。事情通が明かす。

「確かにガガは来日前に東日本大震災のあまりにも悲惨な映像をテレビで見て、絶対に被災地に行って励ましたいと意欲をみなぎらせていた。それだけ庶民の力になりたい、庶民と同じ店に行って分かち合いたいという気持ちがすごく強いアーティストです。でもだからと言って、『すしざんまい』と『しゃぶ禅』と言うのはね……別にいいんですけど、あの人の影響以外考えれませんよ」。

 確かに両店とも決してまずい店ではなくむしろ美味しい人気店だが、寿司ならもっと超一流店はあるし、しゃぶしゃぶも最高級の店は他にあるはずだ。なのにどうしてこの2店なのか?という疑問は当然湧いてくるだろう。ガガのスタッフは日本のことを全く知らない。予備知識はせいぜいガイドブックなだけに旅行者レベルが関の山だ。そこでスタッフの一人がガガの所属レコード会社「ユニバーサルミュージック」の担当者に、ガガのイメージを損なわないレベルでそれなりのお店を紹介して欲しいとオーダーを出した。そのとき担当者は日ごろから親しいW氏に相談。これがガガの行く店を決める大きな流れを作ってしまったのだ。W氏といえば連日連夜、六本木の街を徘徊。飲食店はお決まりの「すしざんまい」「しゃぶ禅」「香妃園」の3本柱のローテーションを繰り返しながら回していることは業界でも有名な話だ。

 「とにかく寿司としゃぶしゃぶを毎週絶対に食している」と前出事情通が明かすように、その偏食ぶりは狂気の沙汰といわれる。当然、W氏がガガの担当者に推薦したのは上記の3店。それを伝え聞いたガガは、さすがに香妃園は中華料理なので、せっかく日本に来た以上、寿司としゃぶしゃぶを選択。結局、香妃園に足を運ぶことはなく「すしざんまいとしゃぶ禅に赴いた」(芸能関係者)というわけだ。すしざんまいも気に入ったようだが、それ以上にしゃぶ禅には来日中3回も行ったという。W氏の推薦店に世界の歌姫が素直に出かけるというのも冷静に考えれば恐ろしい話だ。ちなみにガガはあの「ドン・キホーテ」も相当気に入ったとか。アーティストイメージから庶民派を気取っているのかと思われたが、どうやらそれはガガの素だったとみられる。今回の来日でのガガの行動パターンは飾り気なく上から目線の姿勢もないことから日本のファンはさらに急増。ますます世界的歌姫が飛躍しそうだ。

『ボーン・ディス・ウェイ』

 
ガガ様カッコイイー!

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