aikoゴールインなるか? 5歳年下の新恋人はマルチクリエイター

aiko0428.jpg※画像はシングルCD「向かいあわせ』」/ポニーキャニオンより

 歌手aikoの”新恋人との半同棲”を、28日発売の「女性セブン」(小学館)が報じている。4月上旬に高級マンションに引っ越したaikoだが、その部屋に新恋人が慣れた調子で出入りし、コンビニ袋を持ちマンションに向かう写真も掲載されていた。このお相手はインストゥルメンタルバンド「SAKEROCK」のギタリスト兼俳優、星野源(30)。引っ越し前のマンションにもたびたび出入りする姿が目撃されており、交際は4年になるという。星野の出演していたイベントをaikoが見に行き、楽屋で紹介されて意気投合。互いのライブを行き来するようになり、付き合いに発展したようだ。

 aikoと言えば、TOKIOの国分太一と1998年から交際。2004年頃には半同棲も報じられるほどの付き合いだったが、06年には破局した。理由は多忙のためのすれ違いとも、国分の浮気が原因だとも噂されたが、はっきりとしていない。その後、09年に20代の一般男性との熱愛が発覚。新婚夫婦のようにレジ袋を下げて一緒にマンションに帰宅する様子が報道されていたが……、今回の「4年の付き合い」報道から考えれば、この”一般人男性”が星野である可能性もあるだろう。

 星野は文筆業、音楽業、俳優業と、いくつかの顔を持つ多才な男である。俳優としては大人計画に所属しており、02年頃からドラマ、映画、CMに出演。昨年にはNHKの連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」で松下奈緒の弟役を演じたことから、広く顔を知られるようになった。文筆業のほうも「TV Bros.」(東京ニュース通信社)で細野晴巨と対談形式の連載を持つほか、「QuickJapan」(太田出版)、「H(エイチ)」(ロッキング・オン)など、複数のカルチャー誌で執筆している。音楽業ではSAKEROCKのギタリストを務めるだけでなく、大人計画の舞台にも楽曲提供を行い、さらにはソロ活動も行っている。さらに映像作家やデザイナーと映像制作ユニット「山田一郎」を結成。このユニットが制作したSAKEROCKのPV「ホニャララ」は、ドキュメンタリーの予告編や海外ドラマのテイストを取り入れたバカバカしい映像が彼らの陽気な音楽にハマっており妙な中毒性が。これは「広告批評」(マドラ出版・現在は休刊)の08年MVベスト2位にも選ばれている。

 この多才ぶりと、ほとばしる将来有望感。aikoが惹かれたとしても無理のない話だ。そのaikoが今年2月に出したベストアルバム「まとめI」「まとめII」(ポニーキャニオン)は、合わせて66万枚を越える売り上げで、彼女の根強い人気を見せつける結果となっている。98年にデビューし、3枚目のシングル「花火」がヒット。オリコンランキングで20週連続のチャートインを果たすなど、その後の活躍は語るまでもない。また、35歳という年齢にもかかわらず、童顔のためか一向に容姿の衰えを見せず、デビュー当初からのカジュアルファッションが今でも無理なく着こなせるというのも驚異的である。  

 一般に女は手に職があり、自分で満足のいく暮らしが出来れば結婚願望は低くなるとも言われる。aikoも客観的にみればその部類だろう。だが今年3月「ORICON STYLE」のインタビューで自身の恋愛観について問われ、「若い頃って、相手が一生懸命でひたむきだったりすると、受け止めきれなくて戸惑ったりしてたと思うんですよ。でも、今はそういう感覚はまったくないです」と答えており、楽曲についても「昔に比べて”私が、私が!”っていう曲は少なくなってきたような気がしますね。そこには相手がちゃんといる。向かい合わせだったり、ちゃんと隣にいて歩いている感覚があるというか」と、ひとりよがりではない、充実した恋愛をしている様子をうかがわせている。2人の関係はかなり良好のようであり、実際、創作活動において星野の存在は刺激になるだろう。肩肘はらず付き合えるパートナーを見つけたaiko、結婚報道もそう遠くないのではないだろうか。

『まとめI』

 
「花火」と「カブトムシ」は外せない。

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『まとめII』

 
「ボーイフレンド」もいいよね。

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