あのタレントも元キャバ嬢!? 芸能界と水商売の関係

secygirl0427_01.jpg※イメージ画像 photo by shutteratthethought from flickr

 落ち目タレントが水商売に転身することは昔から多いが、最近は水商売上がりのタレントも増えているようだ。有名どころでは、東京・六本木の人気キャバ嬢だったと言われる井上和香(30)。源氏名「アリサ」として店のチラシに登場していた過去が暴露され、話題になったことを覚えている人も多いだろう。それだけでなく、元ホステスや元キャバ嬢の経歴を持つタレントは意外なほど多い。

「女優の国分佐智子(34)は、大阪でキャバ嬢をしている時にスカウトされたことで有名。元モーニング娘。の中澤裕子(37)は、デビュー前はOLとホステスの二足のわらじだったと本人も認めている。いずれも短期間ではありますが、釈由美子(32)や細川ふみえ(39)、華原朋美(36)などにも水商売の過去があると言われてますね」(芸能関係者)

 このほかにも、大物歌姫A・Hは「歌舞伎町のキャバクラに在籍していた」(水商売関係者)と言われ、女優としても活躍する人気歌手のM・Nにもキャバ嬢の過去があるとささやかれており、人気アイドルグループの中心メンバーM・Sが福岡・中洲のキャバ嬢だったことも業界では有名だ。

 キャバ嬢だった過去は、芸能活動においてマイナスイメージとなるためか、ほとんどのタレントは過去に触れようとしない。過去が暴かれれば、タレントだけでなく芸能事務所にとっても痛手となりかねないが、なぜキャバ嬢からの転身組が後を絶たないのか。

「事務所関係者やプロデューサーなどが飲みにいった先でスカウトするパターンが多いため、キャバ嬢からの転身が多いのでしょうね。キャバクラからのスカウトをやめた事務所もありますが、いまだにそのパターンはなくならない。有名な人気歌手も、キャバ嬢時代に業界人の客とカラオケに行った時に『歌が上手いね』と声を掛けられたことが、デビューのきっかけだったと言われてます。また、以前は水商売に暗いイメージがありましたが、最近はテレビやマンガの影響でキャバ嬢に脚光が当たり、将来はキャバ嬢になりたいと言う女子高生もいるほど。有名になりたい、チヤホヤされたいという意識の強い女性がキャバ業界に増えたため、芸能界入りにも意欲的なのでしょう」(前出)

 キャバ嬢からタレントにスカウトされるパターンは多いようだが、驚くことにタレントがキャバ嬢やホステスを兼業しているケースもあるという。

「芸能事務所の社長がキャバクラ経営を手掛けていて、その店で自社の売れないタレントを働かせたり、知人の店にホステスとして紹介してマージンを得たりということがあります。いまや芸能界も不況で、事務所に所属していても全く仕事のないグラドルは珍しくありませんから、本人のためにも事務所のためにも水商売で稼がせるのでしょう。その場合は、急に芸能の仕事が入っても対応できるように、遅刻や欠勤に厳しいキャバクラよりも、勤務が比較的自由になるクラブでホステスとして働くことが多いようです。ある事務所の社長と懇意なクラブは、ホステス全員がグラドルという状態でしたが、芸名を聞かされても知らないような子ばかりでした。さすがに、一般にも顔や名前を知られているようなタレントは働かせないみたいですね」(水商売関係者)

 昔も今も水商売と芸能界は密接に絡み、互いに人材を供給し合っているようだ。あなたが通ってるキャバクラの人気嬢も、いずれ大スターになるのかも?
(文=ローリングクレイドル)

『キャバクラ嬢の「私が口説かれた言葉」』著:中谷彰宏

 
藁をもすがる

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