実はアッコはハルヒを知っていた! アイドル声優・平野綾の憂鬱

 アイドル声優の平野綾(23)が、17日放送の『アッコにおまかせ!』(TBS系)に出演した。声優からタレントに脱皮しつつある平野にとって、日曜お昼の人気番組で和田アキ子(61)と共演というのは非常に意味のある仕事だったが、思わぬ大きな壁にぶち当たってしまったようだ。

 和田が平野に対し、代表作は何かと尋ねたところ、平野は「『涼宮ハルヒの憂鬱』という作品のハルヒ役です」と答えたが、会場は全くの無反応。続けて和田が「みんな知らないと思うけど……私も知らない」と発言し、会場は爆笑となった。笑いになったのは救いだが、出世作であり代表作でもある『ハルヒ』を「誰も知らない」と否定されたのは、本人にとってもファンにとってもショックな出来事だったようだ。

 実は、和田は『ハルヒ』を全く知らないわけではなく、2006年に放送されていた深夜番組『個人授業』(TBS系)でゲストの中川翔子から「ヲタク学」を学んだ際に、ハルヒのコスプレをした中川に作品名を教えてもらっている。この時に綾波レイのコスプレを披露した和田は、同年末の『紅白歌合戦』でメイド姿になるなど、それなりにオタク文化に触れてきたはずだが、『ドラゴンボール』や『ワンピース』は覚えられても、『ハルヒ』のことは完全に記憶から消し去ってしまったようだ。

 番組放送後、ネット上では視聴者の以下のような反応が見られた。

・ハルヒは一般にも知られてると思ってたのに……
・ゲストのことを全く調べてない和田は失礼
・涼宮なんたらなんて言われても、一部のアニメファンしか知らないよ
・和田アキ子がハルヒのこと知ってたら逆に怖いわ

 平野は深夜バラエティー『ピカルの定理』(フジテレビ系)にレギュラー出演していたが、同番組が23時枠に昇格したと同時に”充電”という名目で降板させられている。アニメ界のスーパーアイドルという触れ込みでありながら、代表作の一般知名度が低いということが、タレント業で伸び悩んでいる原因の一つと言えるのかもしれない。

 そのいら立ちは平野のTwitterにも見てとれる。

 平野は17日に突然、Twitter上で「いつもいつも私の仲間に迷惑なツイートをしてくる人に言います。私の周りの仲間が貴方のツイートで惑わされると思いますか。大切な仲間がそれ程薄っぺらい関係性だと思いますか。仕事に優劣を付けると思いますか。日々を曖昧にごまかしながら生きていると思いますか。私の何を知っている。なめるな。」と発言。Twitterで誹謗中傷を受けているらしい平野の怒りが爆発したようだが、事態がのみ込めないファンからは「あーやは何と闘ってるんだ?」「スルーする力がないならTwitterやめなよ」といった冷めた声が多く挙がっていた。

 平野がブチギレた原因は、複数の心ないネットユーザーからの中傷があったためのようだ。中傷コメントを連続して書き込んでいる人物のツイートを見ると「自殺しろ」「お前もうピカルの定理に戻れないだろ、つまんねーもんな」「テレビから消えてほしい」などといったひどい言葉が並んでいる。また、別の人物は「声優の谷山紀章と今も交際していることをちゃんと公表しろ」と執拗に要求しており、平野だけでなく『ピカル』の共演者だった大島麻衣(23)、おかもとまり(21)、平成ノブシコブシらにも見えるような形で発言している。

 怒って当然の中傷や迷惑コメントばかりだが、人気商売のタレントにとってアンチの存在や誹謗中傷は付きもの。いちいち目くじらを立てていればキリがないし、相手にすることでかえって中傷コメントを書き続けている人物が喜ぶことにもなりかねない。こういう手合いは放置するのが一番だが、平野はアンチの攻撃に反応して炎上騒ぎを起こすこともしばしば。裏を返せば、それだけ自分の方向性に悩んで心が揺れているからこそ、周囲のノイズに過剰に反応してしまうと言える。「声優を踏み台にしてタレント業に行った」と言われ、計算高いとまで言われていた平野だが、実は世間が思うよりもピュアな女性なのかもしれない。

(文=ローリングクレイドル/Yellow Tear Drops

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