徳光正行と岩井志麻子の絶対に表に出せないトークイベント「オメ☆コボシ」

　4月16日、トーク居酒屋「ロフトプラスワン」にて開催された徳光正行さんと岩井志麻子さんによるトークイベント「オメ☆コボシ15」。この二人の対談は月刊誌「サイゾー」で「愛のズルむけい地」として好評連載されていますが、構成担当者が「毎月面白いんですけど、トークの内容が危なすぎてどこを入れようか悩むんです」と言うほどに、デンジャラスな対談なんだとか。そんなお二人の危なすぎるトークイベントがあるというのだから、行ってみるっきゃありません。

　まず徳光さんが、今回の東日本大震災でマスコミの寵児となっている枝野官房長官ばりに、”た行”と”さ行”がおぼつかない物まねを披露し、続いては岩井さんが踊りながら舞台上へ。”不謹慎”なぞどこ吹く風よとばかりに、いつも通りのお二人のハイテンションぶりが観客を圧倒します。

　まずは、お二人の近況をランキング形式で報告。岩井さんの旦那さまや徳光さんの奥さまのお話、震災報道関連から昨今の芸能人・TV局スタッフのちょっと下世話な話など、盛りだくさん。そこで驚愕の事実が判明。なんと岩井さんが震災以来、恐怖からオナニーを控えていたことを告白！　本人いわく「4歳から毎日欠かさず行ってきたが、こんなにしないのは初めて」とのこと。なんでもズバッと言ってしまうため、神経が太いキャラで知られている岩井さんが意外に繊細なところもあるのかと思う一方、控えるモノがモノだけに会場は笑いの渦に。

　休憩を挟んで登場したのは、今回のゲスト手相を読む芸人・島田秀平さん。お二人の手相を読み、これからの運勢を占いつつトークを展開するのかと思いきや、下世話な話が絶好調。島田さんはこのトークライブを行うに当たってマネージャーさんから「危険ですから自分を守って、あまりお二人に乗せられないようにしてください」と注意されたとのことですが、お二人にも負けない、シモネタ都市伝説とでもいうべきお話を繰り広げた。

　加えて、震災後の各テレビ局の裏話、バラエティー番組を作っている方々、お笑い芸人たちのちょっといい話など、まじめな話も。徳光さん、岩井さんも震災後の行動についてはいろいろと考えるところがあったらしく、いつもとは違うまじめな一面も垣間見えました。

　岩井さんもいつもふざけてばかりいるわけではなく、徳光さんの結婚式では岩井さんが行ったスピーチに感動し徳光さんのお母さまが泣きそうになったのだとか。しかし、岩井さんは、

「結婚式だから、シモネタは封印しなければならないかなと思っていたんですけど、式場のスタッフが上を指して、『このシャンデリアには、”真珠”が入っています』と言ったから、思わず徳光くんに『真珠だって、真珠だって』と目で訴えたけれど、私を無視したわね。裏切ったわね」

　これには、徳光さんも思わずしどろもどろに。自身の結婚式であり、「テレビ局の上層部の方が来られているのだから仕方ないことです」とオトナの対応を見せる一面も。しかし、抑えるべきか出すべきか葛藤しながらもシモネタにすぐ結び付けてしまう、岩井さんの思考回路には脱帽ものです。

　最後に、お二人から「トーク中に出てきた人物の実名は書かないでください」とくぎを刺されましたが、確かにトークの詳細はとても表に出せません!!　「愛のズルむけい地」構成担当者の言葉が身に染みます。お二人の放送禁止トーク「オメ☆コボシ」、次回は8月7日に開催予定とのこと。テレビや雑誌では絶対に見聞きできない二人の危なすぎるトークを聞きたい人は、ロフトプラスワンへ足を運んでみてはいかがでしょうか。
（文＝明日春人）

『現代百物語　嘘実』

 
まもなく最新刊も発売予定。

『伝説になった男―三沢光晴という人』

 
徳光さんの”三沢愛”溢れる作品。

『手相芸人・島田秀平のモテ手相 マンガでわかる開運手相占い』

 
これであなたもモテモテに。