プライベート暴露で芸人大迷惑!? 実は”いい人”揃いの売れっ子芸人たち!

rondonhatu0406.jpg※画像は『ロンドンハーツ5』/よしもとアール・アンド・シーより

 人気芸人たちのプライベートが赤裸々に暴露されたとして、5日に放送された『ロンドンハーツ 春の3時間SP』(テレビ朝日系)がネット上を中心に話題を集めている。この日の放送内容は、恒例の”芸人グランプリシリーズ”から、「全国のミスコンクイーンが選ぶ好きな芸人ランキング」と”春だからバラしていいよね”と題された「芸人重大ニュース15連発」の2本立て。特に番組後半に放送されたドッキリ企画は、売れっ子芸人たちの素顔が垣間見える貴重な放送となった。

「番組後半に放送されたドッキリは、まさに今売れている芸人さんの、売れている理由が分かる内容でした。つまり、売れている芸人さんは誰もが普段から謙虚で感謝を忘れない素晴らしい人格の持ち主だということです。特にフットボールアワーの後藤さんは、後輩芸人との飲み会でも合コンでも、あれだけ売れているにも関わらず自分のことを棚に上げず、芸人のみんなを尊敬していると断言していました。芸人さんにとって、こういう発言が暴かれることは決して本意ではないのかもしれませんが、この放送によって後藤さんの好感度の上がったことは間違いありません」(芸能ライター)

 さらにこのライターは、有吉弘行の好感度はうなぎ上りではないかと指摘する。

「有吉さんに対してのドッキリは、後輩であるインスタントジョンソン・すぎ。からの暴露というものでした。その内容は”お前(すぎ。)がもし芸人辞めるなら、まず俺(有吉)と竜兵さんに言え。2人で金を出して店を出してやるから。俺がどん底だったときに竜兵さんがしてくれたように、俺(有吉)はお前(すぎ。)にしなきゃいけないことがあるんだから”というものでした。かなり熱い内容ですよね。これにはスタジオからも大きな歓声が上がりました。有吉本人は”営業妨害だ”とか”本当にテレビでは言っちゃいけないやつだ”などと言ってましたが、表情はニヤけて、内心照れているようでした。そんな彼を見て、視聴者の誰もが心を打たれたのではないでしょうか」(前出)

 歯に衣着せぬ言動から、毒舌を売りにしている有吉。しかしそんな彼だが、この日の放送では、後輩思いの素顔が暴露された。芸人にとってイメージの崩壊は致命傷ともなりかねない。嫌われ者を演じている有吉にとって、いい人や熱い男という真逆のイメージは、本人の言うように営業妨害といえる。ただ、すでに視聴者はそんな有吉の実直な素顔に気付いていると別の関係者は語る。

「有吉さんの再ブレイクのきっかけと言えばアダ名ですが、それも当初は芸というより他人のフンドシで相撲をとっていたに過ぎません。きっとそのことは有吉さん本人も気付いていたのではないでしょうか。彼が以前、大喜利チャンピオンを決める『IPPONグランプリ』(フジテレビ系)に出演した際に、”自分の力をぜひ証明したい”と力強く宣言したのも、そのせいだと思います。その番組では、結果的に優勝は逃したものの、いい線まで行き、彼の実力は証明されました。そういう場面などから、すでに視聴者は有吉さんの笑いに対する真摯な姿勢を見てきているわけです。実際はアダ名も毒舌もセンスを必要とする立派な芸と言えますし、なにより頭が良くないとできませんよね。ただ悪口のようなことを言っている人間を許容するほど一般の人たちは甘くないですし、その裏側までちゃんと見ているということでしょう。今回の放送の有吉さんについての暴露内容には、驚くというより納得という視聴者のほうが多いかもしれませんね」(業界関係者)

 ロンドンブーツ1号2号の亮はプライベートの飲み会を隠し撮りされ、その中で相方・淳への感謝の念を吐露し続けていた。ケンドーコバヤシは熱海旅行の際にちゃんと友人にお土産を選ぶ。唯一芸人らしい醜態をさらしたのは、合コンでの裸姿や「やりたかったぁ~」との言葉を吐いた平成ノブシコブシの吉村だったが、総じて今回のロンハーでは人気芸人たちの”いい人ぶり”が次々と暴露された。

 世間の評判よりも身内での評判こそが重要とされる業界内で活躍するには、やはり人に好かれる性格でなければ難しいのかもしれない。芸人のタレント化が進むテレビ界で生き残る秘訣は才能なんかより人格だといえる。そして当然視聴者は見ていて気持ちのいいタレントを望んでいる。芸人たちがいい人になっているのか、視聴者がいい人を望んでいるのか、その判断は難しいが、きっと両方とも正解なのだろう。
(文=峯尾/http://mineoneo.exblog.jp/
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