マツコ&有吉に「コンドーム」でイジられる? テレ朝レギュラー獲得の夏目と人材流出が止まらない日テレ

nihontv1117.jpg*画像:『ベスト・ヒット!日テレ55』/エイベックス・エンタテインメント より

 今年1月に日本テレビを退社した夏目三久アナウンサーが、4月スタートの深夜バラエティー番組『マツコ&有吉の怒り新党』(テレビ朝日系)にレギュラー出演することが分かった。2007年、日本テレビに入社した夏目アナは、エース候補の逸材と目されていたが、09年7月、元恋人が撮影したとされる「コンドーム写真」が流出した問題で、3カ月後にはレギュラー番組をすべて降板させられていた。今年1月放送の『箱根駅伝』で放送センターのサブアナウンサーを務めたのを最後に、有給休暇の消化に入り、そのままテレビには登場することなく、日本テレビを離れていた。

 退社後、初の出演となる『マツコ&有吉の怒り新党』は、日々の怒りに白黒つけるべく、マツコ・デラックスが幹事長、有吉弘行を政調会長として、毒舌を振りまくという内容だという。「彼、いや彼女が番組に出演するだけで視聴率が上がる」(芸能関係者)というマツコと、痛快な毒舌が定番化し安定した人気を得ている有吉の共演に、テレビ朝日の気合いが見て取れる。ここに夏目アナが投入されるのだから、当時、誰も触れなかったコンドーム騒動に2人が突っ込む場面もあるのでは? と期待も高まるところだ。

 夏目アナだけでなく、”朝の顔”として人気を誇っていた羽鳥慎一アナも3月末に日本テレビを退社することはすでに各社が報じているが、町亞聖キャスターも3月いっぱいで退社することが分かっている。1995年入社の町キャスターは、女子アナウンサーを経て報道局へ異動。悠仁親王誕生の際には他局に先駆けて第一報を行なったことが有名である。日曜朝に放送されていた『TheサンデーNEXT』ではアシスタントプロデューサーを務める傍ら「ノムさんの今週のぼやき節」で聞き手としてテレビにも登場していた。退社後はフリーに転向すると言われている。
 この日本テレビにおける人材の流出は、昨年3月に会社から労働組合に対して提示された、新しい賃金制度が一因になっている可能性が高い。

「”定期昇給の撤廃”を宣言する内容でした。子供の学費や住宅ローンを考えたら、たまったものではない」(社会部記者)

 と反対する局員が大半を占めていた。組合側は昨年5月に放送された『24時間テレビ』の直後である9月1日にも”24時間スト”を決行し、同月30日からは驚きの36時間ストが行われたことも記憶に新しいだろう。ただ、一昨年の有価証券報告書によると、日本テレビ局員の平均年収は約1,263万円。新制度が導入されれば、300万円程度の減額となるようだが、それでも一般サラリーマンと比べれば……という金額である。しかし、この賃金制度を受け、昇級が見込めないならフリー転向や他局の方がウマ味がある、と踏んだアナウンサーが流出するのも、無理のない話だ。特に夏目アナは日本テレビにおいて、完全に窓際族となっていたのだから、賃金の問題と同時にプライドの問題もあっただろう。

 今後、夏目アナが活躍の場を広げていくことになれば、同局からのさらなるアナウンサー流出という事態も起こりうるかもしれない。また、ただでさえ、昨今の日本テレビからの人材流出は他局よりも目立っており、これによるイメージ悪化は新しい人材が枯渇する危険もはらんでいる。

『芸●人 女子アナ 過激ファック 12人』

 
コンドームはつけましょう。

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