>   > 

芸能人のギャラ暴露の狙いは自分の収入アップ!?


  • このエントリーをはてなブックマークに追加

esupaito0307.jpg
※画像はDVD『高能力芸人エスパー伊東の「ハイ~ッ!」』より

 3月4日、日本テレビの金曜スーパープライム枠で放送された『芸能人のギャラ初公開!ズバリ発表するぞSP』が話題を呼んでいる。「今夜芸能界のタブーに挑戦! 初公開"芸能人のギャラ"ズバリ発表させて頂きますSP」とコピーのついたこの番組。メインMCは雨上がり決死隊が務め、記者に扮した出演陣には、有吉弘行やフットボールアワーの後藤輝基などの芸人勢に加え、スペシャルゲストとして小倉智昭と佐藤隆太らが名を連ねた。

 番組内容は、もちろん金銭感覚に敏感な3月という年度末を意識したものだろうが、わざわざタブーとも言える芸能人のギャラを公開して得る利はいったいなんなのだろうか。暴走とも思える番組内容はただの視聴率稼ぎとも思えない。そこになにか別の意図を感じた記者はさっそく各方面に取材を試みた。が、とりあえずまずは番組で放送された有名芸能人たちの年収や月収を振り返ってみようと思う。ただし、放送ではピー音入りの伏字表記だった場合も多く、あくまでも金額は記者の推定だ。

清水アキラ
ものまね一筋で生涯稼いだ額は40億円以上と発言。現在の年俸は1億円くらいか。

たっち
300万円のBMWを所持。家賃40万円のマンションに住み、放送での発言から年収は、推定2,000万円ほどか。

布施博
CM出演を多数こなしトレンディドラマなどに出演していたころの最盛期で、年収は1億円越え。

宮迫博之
島田紳助やガダルカナルタカなどの発言から、推定1億円くらい。ただし本人は否定。

出川哲郎
『電波少年』(日本テレビ系)の出演ギャラが1本10万円くらいだったと暴露。ちなみに、リアクション芸として、ザリガニに挟まれる単価は2,000円から3,000円だという。ゲスト出演が多いためギャラは高くないと発言しているが、番組内の発言から月収は100万から300万円。

ビートたけし
各種報道にもあるが、年収は10億円以上。

ピース
楽しんごの発言から、現在のピースの月収は2人で180万円くらい。

JOY、ユージ
給料制のため月収20万円くらい。

Wコロン
課長クラスのサラリーマンと同じという発言から月収50万円程度か。

島田紳助
宮迫の予想だが、所属する吉本から支払われる年収は4億円程度。

水木一郎
着ボイスやカラオケの印税が主な収入のため年収は数千万円代と振り幅が広い。

エスパー伊藤
年200回以上という結婚式の余興が一回20万円程度と暴露。その半分が自分に入るとして、年収2,000万円以上。

小倉智昭
朝の帯番組での活躍から有吉が年収6億円と予想。

入江慎也(カラテカ)
番組内での各発言から年収は600万円程度。

電撃ネットワーク
1人あたりの現在の年収は約1,800万円程度。

北村晴男(弁護士)
弁護士報酬とタレント活動を合わせて年収5,000万円ほど。その内訳はほぼ半々。

にしきのあきら
個人事務所ということもあり、月の売り上げは数千万。ただそれがどれほど本人に入るのかは不明。

島田洋七
80年代初頭の漫才ブーム時の最盛期が月収8,000万円。現在は一回100万円程度の講演料が主な収入源で、その活動は年に200回程度。個人事務所のため、諸経費を差し引いて手取りの年収は約1億円程度。

 以上、放送された内容を振り返ってみたが、読者諸氏は上記の金額をどう捉えるだろう。彼らの年収や月収が高いか低いか、それは判断の分かれるところだろうが、有名芸能人ともなると概ね一般社会とはかけ離れた高額所得者になるようだ。しかしなぜ、彼らはこのような暴露とも言える内容を放送したのだろうか。3名の業界通に聞いてみた。

「お金には誰しもが興味を持ちますから単純に"数字"を意識した企画とも取れます。しかしそれだけでは、ただ下世話なだけです。やはり、番組の中身で過去の最高年収などを多く取り上げていたことを見ると、現在大幅な番組制作費削減の波の中で下落し続けるタレント費用についての反発があるのではないでしょうか。この番組はテレビ関係者も多く見ていたようですから」(業界関係者)

「"芸能人のギャラ暴露します"という番組内容でしたが、その放送で本当に金額をさらしたのは、清水アキラや水木一郎、電撃ネットワーク、にしきのあきら、島田洋七といった主に個人事務所に所属するタレントでした。やはり大手事務所に所属してはその辺の発言に慎重になるのでしょう。しかしまた、そこを勘ぐれば、個人事務所のギャラの割高さをネタに大手事務所所属のタレントが自身のギャラ交渉のネタにするためなんてこともあるかもしれませんね。制作が日企という、比較的、事務所側より局に近い会社でしたから、各事務所が完全バックアップしているというよりはタレント側の意見の強い番組だったと言えるでしょう」(芸能ライター)

「MCの宮迫さんも番組冒頭で言ってましたが、その放送を見てみると確かに"ゲスな番組"でしたね。高額なギャラをひけらかして視聴者の興味を惹こうなんて、やり方が汚いですよ。ただ......見ていて面白かったですけどね。それに、そもそもなんで芸能人のギャラ公開がタブーなんでしょうか。野球選手だってハリウッド俳優だって、その年俸やギャラは誰もが知ってることじゃないですかね。芸能人が夢を与える仕事だっていうのなら、そのギャラの面でもぜひ公開して夢を与えてもらいたいですよ」(番組制作関係者)

 番組内でもゲストの小倉がぼやいていたが、慢性的な不況のあおりを受けて番組の制作費は激減、その影響でタレントのギャラも下落しているという。そして前記した3名の言葉からは、その下落にどうにか歯止めをかけたいタレント陣の叫びが番組を成立させたということが推察できる。

 彼らが手っ取り早く自分の収入を上げるには、事務所側からの取り分を増やすという方法が考えられる。特にギャラのほとんどが事務所に持っていかれていると感じているタレントには、そのシステムの改善への思いが強いだろう。そして今回の放送に、そんなタレントたちの切実で腹黒い思いが滲み出ていたと思うのは考えすぎだろうか。

 もちろん単純なバラエティー番組として今回の放送があったと考えるのが妥当だ。しかし、たとえそうであっても、宮迫のような誰が考えても年収が高いと思われる人間が、明らかに彼より年収が劣ると思われるタレントの年収に大袈裟に驚く姿は見ていて気持ちのいいものではない。きっとそれは彼がこの番組のMCでありながらギャラを明らかにしないという矛盾からくるのだろう。"芸能人のギャラ暴露します"と謳うなら、まず彼こそがギャラを公表するべきだった。コソコソするからイヤらしく見える。別に恥ずかしいことでもないのだ。次回同じような企画で番組を放送するなら、その点を留意してもらいたいものだ。
(文=峯尾/http://mineoneo.exblog.jp/
著書『松本人志は夏目漱石である!』(宝島社新書)

芸能人というオシゴト

さあ、これを読んでキミも年収1,000万!!

amazon_associate_logo.jpg



今、あなたにオススメ

Sponsore
  • アイポケ
  • s級素人
  • FAプロ
  • MGS
  • OPPAI
  • KMP
  • smm
  • SOFT ON DEMAND
  • 溜池ゴロー
  • DANDY
  • teamZERO
  • 痴女ヘブン
  • ナンパJAPAN
  • BIG MORKAL
  • プレステージ
  • PREMIUM
  • MAXING
  • MOODYZ
  • MUTEKI
  • 乱丸
  • WANZ
  • twitter
  • facebook
  • google plus
  • feedly
  • RSS

menscyzo_161128_rectangle_c.jpg

メンズサイゾー グラビアギャラリー

人気記事ランキング

今日
今週