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ブレイク必至のR-1王者・佐久間一行に怯えるひな壇芸人たち


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R-1グランプリ公式HPより

 11日、ピン芸人日本一を決める『R-1グランプリ2011』が行われた。9回目となる今大会、見事優勝を飾ったのは芸歴15年の佐久間一行。一部報道では放送終了後の連休明けには早くも50本強のオファーが殺到したというから、今年のR-1はこれまでにない盛況ぶりを見せたと言える。

「M-1が正式に終了した今、売れない若手芸人のR-1にかける思いは相当なものがあります。視聴者も彼らの熱意を感じ取ったのではないでしょうか。熱心なお笑いファンは、今回のR-1は歴史に残る大会だったと口にしています」(芸能ライター)

 視聴率こそ全国平均で13.9%と、人気絶頂時のM-1には遠く及ばなかったが、確かに今年のR-1は業界関係者らに高い評判を得た大会だった。あるテレビ番組関係者がこんなことを言っている。

「今回のR-1には圧倒されましたね。コンビを組んで10年以内という制約のあるM-1に対し芸歴を問わないR-1には、その分フレッシュさがないように思っていましたが、今大会でその先入観は完全に払拭されました。たとえ芸歴が10年を越えていようが、そのネタが新鮮で斬新なものであれば、爽快な笑いが生まれるということを改めて認識しました。お笑いバブルの去った今、テレビバラエティーはどこか沈滞化していますから、彼らには新風を巻き起こして欲しいです」(テレビ番組関係者)

 さらにこの関係者は、これまでのR-1にはすでに売れている漫才コンビの片一方がピンとして出場するというケースも多く見られたが、今大会ではそのケースの少なかったことが、面白かった理由のひとつではないかと分析する。

「今回で言えば、COWCOWの山田とバッファロー吾郎の木村がすでに知名度のあるコンビでありながらピンとして出場し決勝まで残っています。これまでの大会では、チュートリアルの徳井や麒麟の川島など、人気漫才師の地位を築いていながらピン芸人として出場するケースがありました。他にも友近や鳥居みゆきなど、売っ子でありながら自身のステップアップのために出場するケースが多く見られました。ですが今大会はそういうケースが少なく、決勝常連の、なだぎ武、あべこうじ、バカリズムなどは不参加で、これが今回のR-1に新鮮な笑いを生み出したのではないでしょうか」(前出)

 確かに普段テレビでよく見かける芸人たちの純粋な舞台のネタというのも新鮮だが、間違っても売れているとは言えない無名芸人のネタの方が"売れたい"という気持ちが強い分、爆発的な笑いを生むと言える。すでに売れている芸人にしてみれば、そんな彼らにわざわざ立ち向かう必要はないのかもしれない。しかも、今大会のエントリー期間中、M-1の終了が明らかになった。その点を踏まえ、M-1の終了に意気消沈した売れない若手を気遣って、すでにメジャーとなっている先輩たちが出場を自粛したということも考えられる。

 そもそもM-1を筆頭とした以前のお笑いブームの中で、どこか影に隠れていた感のあるR-1には、売れている芸人たちの腕試し的要素があったのも事実だ。前出の関係者のいう"新鮮さのない大会"とは、その点を指摘してのことなのかもしれない。

 しかしM-1の終了した今、R-1はようやく表舞台に立った。冒頭にも記したが、すでに優勝した佐久間に仕事の依頼が50本以上殺到していることを見ると、数年前に巻き起こったM-1神話の再来がR-1でも起ころうとしているのか。

 だが、単純にこのR-1の盛り上がりを喜べない業界関係者も多いという。別の関係者がこんなことを漏らした。

「R-1グランプリというお笑いの祭典が盛り上がるのは業界全体の活性化にも繋がりますし嬉しいことですが、現在テレビで活躍している若手と中堅の狭間にいる芸人さんたちにとっては気が気でないというのが実際のところではないでしょうか。特に冠番組を持たない30代後半の芸人さんは、新興勢力でもあるR-1芸人の今後の活躍に脅威を覚えているはずです。全国放送のゴールデンで冠を持ってようやく安泰と言われる業界ですから。視聴者にとっては新しくて面白い芸人さんは歓迎でしょうけど、彼らにしてみたら内心ビクビクしてるんじゃないですか」(放送作家)

 毎日のテレビ画面に溢れる多くの芸人たち。彼らは一様に自分たちを"若手"と呼ぶが、その芸歴は10年以上の面々だ。さんまやたけしといった大御所たちが未だに現役で活躍する現状に、中堅芸人たちは自分たちを"若手"と言わなければならないほど飽和している。そこに現れたR-1戦士たち。彼らもその"若手"の部類に入るだろうが、ほとんどが苦節十数年などという形容詞を持つ。今回のR-1で唯一純粋な若手といえばヒューマン中村くらいだ。中堅芸人の溢れる時代は今後も長引きそうだ。これからのテレビバラエティーはまさに芸人たちにとって消耗戦となる。今大会で輝きを見せたR-1芸人には、一人舞台で培った胆力を存分に発揮して活躍してもらいたい。

 R-1優勝の副賞で関西テレビ制作の冠番組を与えられた佐久間は、その番組内で「ぜひコントを作りたい」と語る。『オモバカ』や『IPPONグランプリ』の人気が示すように、今、視聴者は真剣に血の滲むような努力から生まれる笑いを求めている。今大会で優勝した佐久間にはその期待に応える義務がある。
(文=峯尾/http://mineoneo.exblog.jp/
著書『松本人志は夏目漱石である!』(宝島社新書)

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佐久間一行はどんな立ち位置に収まるんだろう

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