引退勧告も? ボロボロの浜崎あゆみに「活動休止」を勧める声

lovesongsayu.jpgCD+DVD『Love songs(ジャケットA)』

 いつの世も、時代の流れというのは残酷だ。ほんの数年前に一世を風靡した歌手やタレントも、新しい世代のスターに押されて姿を消す。頂点に君臨し続けるのは容易なことではないのだ。そんな芸能界において、10年以上もトップをひた走ってきたのが、歌姫・浜崎あゆみ(32)である。

 アイドル女優として活動していた10代の頃はまったく芽が出なかったが、所属するレコード会社・エイベックスの社長である松浦勝人氏と出会ってから、彼女の人生は大きく変わった。1998年に歌手デビューを果たしてから、瞬く間にオリコンチャート1位の常連となり、現在まで若い世代を中心に熱狂的な支持を集め続けている。

 そう、現在でも彼女に根強いファンがいることは変わらぬ事実だ。だが、大ブームを巻き起こした頃よりも、支持率が低下していることは否めない。ここ数年、CD売上は少しずつ減少しており、2010年に発売された3作品は、10万枚に届いていない。そのうえ、加齢と共に彼女の気力・体力、何より歌唱力の衰えが心配されるようになってきている。一部関係者からは、「彼女はこれまで頑張りすぎた。しばらく活動を休止して、体調を整えてもらいたい」という声も漏れ聞こえている。

 12月15日に生放送されたスペシャル番組『日テレ系音楽の祭典 ベストアーティスト2010』(日本テレビ系)でも、特にそれは顕著だったようだ。浜崎はテレビ初披露となる新曲「LOVE SONGS」を熱唱したが、高音はつらそうで声量もない。もともと歌唱力に定評があったわけではなく、「浜崎あゆみ」というブランドは、愛らしいビジュアルや気さくで親しみやすい人柄、オシャレなプライベートなども含めて成り立っていたと言えるが、枯れた喉から絞り出すように声を出す姿は、見る者に痛々しい印象さえ与えかねない。前出の関係者は、次のように明かす。

「今年も大規模な全国ツアーを行い、シングルも4枚リリース。一年に5枚も6枚もCDリリースしていた99~00年頃に比べれば、緩やかなペースではありますが、そろそろ休ませてあげたほうがいいのではないかと思います。まだ32歳と若いのに、働きすぎてきたツケなのか、見た目にも老け込んでしまったようで……。ゆっくり休養を取らせてあげたほうがいいのではないでしょうか」

 実はエイベックスでは、浜崎の後進となる歌姫が育っていない。倖田來未は失速、EveryLittleThingもリリース頻度が落ちており、大塚愛は産休中だ。期待の大型新人として売り出したGIRL NEXT DOORやICONIQはサッパリ売れない。だが、エイベックスの看板と言えば、全盛期の輝きを取り戻した安室奈美恵や、ますます勢いに乗るEXILEがいる。浜崎がいつまでも同社のトップで居続けることにこだわる理由はないはずだ。

 一方で、先日女性週刊誌にも報じられたが、「浜崎あゆみ」をパチンコ台商品化したいという話が持ち上がっているという。同じくエイベックスに所属する倖田來未のパチンコ台は大ヒットしているし、浜崎の台もヒットは間違いないとして10億円もの契約金が提示されているとも言われている。活動休止したとしても、金銭的に困ることはないはずだ。

「これまで無茶苦茶に喉を酷使してきたため、もう、歌手としては限界という声もある。引退のススメ、というわけではありませんが……見た目的にも、無理をして若づくりをしている様子が見てとれますし、いつまでも20代、全盛期の自分を維持することにこだわりすぎているのでは。ビジュアル面のプロデュース能力やファッションセンス、作詞作曲の才能にも長けているので、今後は裏方に転向しても第一線で活躍できるのではないか」(芸能記者)

 浜崎のキャリアは一流、今や「大御所」と言っても過言ではないクラスにのぼりつめた。一時リリースを停止しても、おそらくファンが離れることはないだろう。それほど熱狂的な固定ファンが彼女にはついている。

 昨年末に出演した某歌番組でも、彼女はあまりに歌声がヒドイと批判を浴び、「歌い手として、自分的に最低でした。。。。」と、不本意な歌声を披露してしまったことをブログで謝罪した。その際は「まだまだ勉強が足りないようです。ホント、私、しっかりしなきゃ!!!!!!」と発奮していたが、がむしゃらに頑張れば結果がついてくるというわけではないだろう。これまでファンに多くの勇気や感動を与えてきた浜崎。そろそろ自らの心と体をいたわってあげることも必要ではないだろうか。

「浜崎あゆみ 2011年 カレンダー」

 
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