「犯人の名は言えない」海老蔵が怯える裏組織の恐怖

shinnosuke.jpg「SHINNOSUKE―市川新之助写真集」ワニブックス

 11月25日未明、東京都港区の飲食店で暴行事件の被害にあったとされている市川海老蔵(32)。全身打撲に頬骨の骨折など大怪我を負った海老蔵は、28日、ようやく警視庁に被害届を提出、受理された。だが、ここに至るまで海老蔵の供述は二転三転しており、被害届提出にも相当な逡巡があったと言われている。さらに、実は海老蔵自身、犯人の名を知っているにもかかわらず「言えない」と話しているとも……。

「最初は、酔っ払っていてほとんど覚えていない、と話し、次には全く知らない初対面の人間に殴られたと話を変えた。外国人風の色の黒い男だった、実は知人の知り合い……日が経つごとに、情報が増えていく。本当は海老蔵は、すでに自分に暴力を振るった男たちが六本木界隈でどういう評判の人間なのかすでに分かっていた。なかなか被害届を出さなかったのは、彼らの”怖さ”を知っているからです」(芸能記者)

 海老蔵に暴行を加えたのは、通りすがりの酔っ払い集団ではなく、有名な不良グループの構成員たちだったというのである。報道では「暴走族」という表現をされているが、実際には「改造バイクで暴走する若者たち」というような生易しいモノではなく、表の顔と裏の顔を巧みに使い分けつつ、六本木や麻布、渋谷など繁華街の若者文化を牛耳っている集団だという。構成員たちはこうした繁華街界隈で飲食店やクラブを経営、またアパレル関係の仕事をしているものも多い。その一方で、ドラッグや闇金、売買春斡旋といった裏稼業にも手を伸ばしているという。最近再婚したばかりの広末涼子の元夫や、宮崎あおいの夫で俳優の高岡蒼甫も同集団とは親しい間柄にあるとたびたび報じられており、芸能界にも彼らと親密な人間は多い。

「酒井法子や押尾学の薬物事件、朝青龍を引退に追いやった暴行事件とも深いかかわりがある集団です。事件当夜、海老蔵はそうと知らずにバーで知り合った彼らと意気投合、飲み始めたものの、生来の酒癖の悪さが露呈して彼らを怒らせた。具体的には、彼らの1人が酔い潰れてしまったのを『男のくせにみっともねえな!』と罵倒し、酒をぶっかけて起こそうとしたとか。そんな無礼をされたら、温厚な人間でも怒るでしょうが、アウトロー集団の人間なら言わずもがなですよね……。もともと、六本木界隈で海老蔵の評判はすこぶる悪かったため、ここぞとばかりにヤキを入れられたわけです」(前同)

 29日午後5時、海老蔵は顔面回復のため整形手術を行った。それほどの大怪我だったということだ。事件のあったビルの階段には大量の血痕が残されており、暴行の凄惨さを物語っている。

「それにもかかわらず今回の事件について『海老蔵にも非がある』という論調で報じるメディアが多いのも、海老蔵の酒癖のひどさ、そしてこの不良グループの怖さの双方を知っているからでしょう。また、マスコミの中にも海老蔵の不遜な態度を快く思わない人は少なくありません。当面は大人しくしておくべきでしょう」(前同)

 ”芸能界のご意見番”和田アキ子(60)も、27日に放送されたニッポン放送『アッコのいいかげんに1000回』にて、海老蔵に苦言を呈した。また、暴行犯が暴走族だと言われていることについても「元暴走族で更生している人もいる。 暴走族にだって言い分あると思う」と擁護している。

 また、今回の事件を契機に、警視庁内では芸能界のドラッグ汚染に再び切り込もうという声も出ており、ただの暴行事件で終わらない可能性も出てきた。29日午後8時現在、一部ではすでに暴行犯が逮捕された、という情報も飛び交っているが、この事件、そう簡単に幕を閉じそうにない。

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