【週刊誌グラビアレビュー 第5回】

おっぱいに勢いがない……時代は「貧乳美少女」の透明感を求めているのか?

裸でなくても、股間にズームアップしていなくても、爽やかな美女の笑顔があればそれだけでゴハンを三杯食べられる!! 美女グラビアを愛してやまないグラビアウォッチャー・まい竹城(28)が週刊誌に掲載される数々の「美味すぎるオカズ」をレビューいたします。

1位 原幹恵(「月刊B.L.T」東京ニュース通信社)
2位 新・美少女時代(「週刊ヤングジャンプ」集英社)
3位 杉浦幸(「週刊ポスト」小学館)


 今週はちょっとおとなしめの雑誌が多いです。露出度も全体的に低め。「週刊プレイボーイ」(集英社)では、深田恭子が魅惑の谷間をさらしているものの、肝心の乳房の存在感はいまひとつだし、「週刊ポスト」の表紙&巻頭を飾った”もうひとりの巨乳女優”吹石一恵も、豊かな谷間を拝ませてくれるのはわずか1カットのみ。

 そんな中、同じく「ポスト」のグラビアページを彩っている杉浦幸が大胆です。下着姿からして、もうイヤらしい。パンティが小さく、内腿に入る「スジ」が露わになっている。ページをめくれば、いきなり全裸で女豹のポーズ!! 乳首やヘアこそ露出していないものの、お尻は全開。しかも彼女、もう41歳にもかかわらず、お腹周りはキュッと締まり、お尻も上向きな超若々しいボディーをしているので驚きました。

 って、若い読者にとっては「杉浦幸って誰よ?」という感じでしょうか……。1985年、大映ドラマ『ヤヌスの鏡』(フジテレビ系)のヒロインとしてデビューした清純派美少女なんですよ!! でも、現在の肩書は「パチドル」なんだそうです。趣味を活かして、パチンコ系番組で活躍中です。しかもとっくにオールヌード写真集を出版済み。こんなキレイな女性でも、女優として華やかな舞台に長く立ち続けることは難しいのですね……。彼女のすぐ後のページでは、今をときめくオトナの美人女優・吉瀬美智子さんが、胸も尻も何も露出せず、佇んでいます。カレンダー撮影のために訪れたバリ島で撮影したものだそうです。吉瀬さんも数年後、脱いでいるんでしょうか。感慨深いです。

 第2位は、先週発売のもので恐縮ですが、「週刊ヤングジャンプ」の「グラビアJAPAN2010」。グランプリに輝いた竹富聖花ちゃん(15)を筆頭に、フレッシュな美少女が4人、水着姿で溌剌とした笑顔を見せてくれています。皆さん透明感があって非常にかわいらしく、甲乙つけがたい愛らしさなのですが、オッパイがちょっと控えめではないでしょうか。グランプリの竹富さんがB78cm、読者特別賞の高橋かれんちゃん(18)はB80cm、ミス週刊ヤングジャンプの荻野可鈴ちゃん(15)はB71cmのつるぺた体型。唯一、「全世界絶”胸”ベストパイニスト系美女」と銘打たれたミス週刊プレイボーイの”とっきー”(18)が、B85cmで公称Fカップのようです。グラビアが衰退していると言われ、「ヤンジャン」や「週プレ」の表紙なんてほとんど毎週AKB48の貧乳ちゃんたちに占拠されている昨今!! グラドル復活に期待をかけて、来年あたり、往年の原田桜怜ちゃんのような爆乳アイドルの登場を望みたいですね。

 さて、第1位はそんなナイスオッパイの持ち主である原幹恵嬢でございます。週刊誌ではないんです。表紙もAKB48なんです。でも、イイんです! 13年目にして本気を出して全面リニューアルを敢行した「月刊B.L.T」から、ミッキーを推したいと思います!! ちょっと説明しますと、「B.L.T」とは、「ビューティフルレディ&テレビジョン」の略。テレビ番組情報誌ながら、アイドルのグラビアがやたら多いことで有名な当雑誌、相武紗季や深田恭子といった女優枠から、川口春奈ちゃんのようなネクストブレイク枠、さらに各キー局の女子アナ、声優ユニットも網羅しているからゴイスー。

 でも、あくまでも「テレビ情報」がメインなので、グラドル枠はごくわずか。そんな中、ミッキーが小さな水着で奮闘しております。まあ、ミッキーは『嬢王』(テレビ東京)シリーズで主演を張る立派な女優ですから、当然と言えば当然ですけどね。ともあれ、沖縄の太陽の下で、真っ白なミッキーの肉体がよりいっそう白く輝いていることは事実。赤い水着からはオッパイがほとんど全部こぼれ出ちゃってます。女優としての成功を受けて、グラビア卒業説もささやかれるミッキーですが、巨乳グラドルの星としてこれからも輝き続けてほしいものです。彼女がいなくなったら、ますます世の中のオッパイパワーがなくなっちゃうよ!!

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