『凌辱女校長』星杏奈

 今、美熟女界は凄いことになっている。18歳の新人同様、もしくはそれ以上に新人熟女女優に熱い注目が注がれているのだ。たいていは数本で引退してしまうのが熟女女優の宿命だが、今年に入ってからは爆発的なヒットを飛ばす長命熟女が続々登場している。本日紹介する星杏奈さんもその一人。今年3月に日本初のレースクイーンとしてデビューした星さんだったが、一発屋くさい企画色を完全払拭。身長178センチと言う抜群のプロポーションと、珍獣を思わせる濃厚すぎるセックスが熟女マニアの心を鷲掴みにし、在庫切れを起こすほど売れまくっているのだ。

 そんな星さんの噂を聞いて筆者が撮影現場に向かったのがこの作品。初めて会った星さんの魔力……もとい、魅力は想像以上だった。朝一番に顔を合わすや名乗る前から「お姉さん、おっぱいのサイズいくつ?」と凝視されてタジタジしてしまった。もしや、男も女も関係なしなのか!? そんな溢れんばかりの精力とエロスでスタッフ全員を圧倒しながら、撮影は開始されていった。

 作品は凌辱と名前がついているものの、半分は星さんのドスケベファックが楽しめる渾身のエロドラマだ。星さんはとある学園の女校長。職権を乱用し、若い男性教員をセックス奴隷にしていた彼女が、息子の万引き事件をきっかけに立場が逆転してしまう。裏で何かを企んでいた理事長、散々可愛がってきたペット教員にまで反撃され、たっぷりと苛められるはめに。保健室では恥ずかしい玩具プレイを、体育館倉庫では激しくレイプされ、悲鳴を響かせながらもダクダクと淫汁を垂れ流しながら絶頂へと突き上げられていく。

 AVメーカーに詳しい方ならセンタービレッジと聞けばシンプルなドラマを想像するだろう。しかし、今回の話に関してはディープ。ストーリー構成もそうだが、何より星さんの演技力が物語に深みを与えているのだ。

「苛められるのって初めてだから、どうしたらいいのか分からないのよ……」

 撮影が始まる前はこう言っていた彼女だったが、苛められっぷりはまさに迫真。初めての本格凌辱プレイだったせいもあるかもしれない。ビシッと着こなした細身のスーツを引きはがされるときの顔には恐怖さえ浮かびあがっていた。さっきまで、監督の尻を追いまわしてキャッキャと喜んでいた野獣熟女とは思えない、ゾクッと身震いさせられるほどの女臭い顔をするのだ。

 スタッフにも愛され、ファンをも虜にする星さんは、同姓の目から見ても魅力的な女性だった。これで五十路とは信じがたいほどにパワフルで妖艶。この作品は、そんな彼女の濃縮エキスを閉じ込めたような内容だ。男を喰らう顔も弄ばれる顔も、どちらも恐ろしい位にエロティックだ!!
(AV評:文月みほ)
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◆メーカー:センタービレッジ◆品番:SOUL-34◆時間:100分◆価格:3990円