『変態宣言 第八号』中島さん(仮名)

 目は大きく鼻筋もくっきりとしたハーフ顔の中島さん。街を歩けば10人中10人が振り返るような美女で、セレブオーラをプンプン漂わせるノーブルな女性だ。オープニングのイメージシーンでは、なぜ、こんな美しい女性がAVに? しかも『変態宣言』なる作品に出演しているのかと違和感を覚えたが、彼女が現在25歳の人妻だと聞いて即納得。彼女ほどの美人妻となると、迂闊に近寄ってくる男はいないはずだから。それどころか、ヘタなモーションを掛けた途端、金持ちの旦那が現れて社会的に抹殺されてしまうかも……。勿論、それは妄想にすぎないが、実際の話、セフレを作るよりAVに出た方が安全だと考えてる奥様は結構いたりするわけで、彼女が美しすぎる分、説得力があるのだ。

 そんな彼女は、案の定、欲求不満な奥様。桜の小道を抜けて一軒家に入ると、早々に男に身体を預けてしまう。乳首をつままれた途端、泣きそうな顔で悶え、「こんなスケベな私を見て」と言わんばかりにカメラ目線で訴えかけてくる。この目は変態そのもの。変態宣言をしてもいいレベルのムッツリ奥様の目だ! 乳揉みだけで発情してしまった彼女は、躊躇することもなく差し出された生棒をパックン。ジュポジュポと唾液音をかき鳴らしながら卑猥な顔でフェラし、自分の股間を指でまさぐっていく。さっきまでの清楚な奥様の顔は何処。その姿は飢えた雌ライオンのよう。気品のある顔立ちを保ちつつ、野生の本能を剥き出しにして、涎まみれで肉を求めていく。

 その後、彼女の眠っていたエロスが暴発。狭い風呂場のバスタブに浸かりながらのセックスを皮切りに、ソファー、キッチン、リビングなど家中あらゆる場所でまぐわい続ける。暗い家の中で、もの凄い音量の喘ぎ声を響かせて、なり振りかわまず快感に溺れる姿は、怖いくらいエロティック。シーンが変わる度に美尻を突き出して挿入をねだり、最後は床に這いつくばってまでハメちぎっていく。

 金持ちの夫の目を逃れ、抑圧から解放された悦びなのだろうか? これぞ、セレブ婚の裏側だと見せつけんばかりの痴態に、絶句してしまうのは筆者だけではないはず。
(AV評:文月みほ)
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