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5000人を抱いた伝説のAV男優が衝撃の告白本を出版!!


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代々木忠監督曰く「墓穴を掘るとわかっていてもブレーキを踏まない男」伝説のAV男優・太賀麻郎

 超一流男優と呼ばれる、サラリーマンから女子大生まで名前くらいは聞いたことがあるだろう有名AV男優は何人かいる。しかし、その存在やセックスが「伝説」となり、後世にまで語り継がれているAV男優は約30年に及ぶアダルトビデオの歴史の中で「太賀麻郎」ただ一人である。

 アダルトビデオが最も勢いがあって輝いていた、80年代。太賀麻郎は業界が膨張し続けたバブル期に最も売れていた男優であり、さらに女たちから「また抱いてほしい」「付き合って欲しい」「もう一度逢いたい」「あなたの子供が欲しい」と熱狂的に愛された男である。伝説の男優・太賀麻郎すべてを語った『AV黄金時代~5000人を抱いた伝説の男優の告白』(イースト・プレス)が5月30日に発売された。

「どうだろう、すごくよく覚えていることもあれば、まったく忘れていることもある。何しろひどい生活だったからね。一年365日撮影でしょ? 撮影で女の子と絡んで、アパートに戻ると別の女の子が待っている。よく知っている娘もいれば、一度会ったきりで全然忘れている娘もいる。中には会ったこともないくせに、何処からか俺の家を調べて突然来ちゃう娘もいる。それでセックスして、寝てると今度は朝、別の娘に起こされる。それでセックスしてから現場に行くんだ。よく生きていたと思うよ」(本文より)

 太賀麻郎という破天荒な男を象徴している言葉である 。

 太賀麻郎は決してセックスのテクニックがあるわけではなかった。職業として作品のために女と絡む男優ではなく、一人の男としてこだわったのが、心の心が繋がる男と女のセックスだった。肉体を絡ませた女は仕事であれ、プライベートであれ、虜になった。その虜になった女のほとんどが「一度でいいから、また逢いたい」と願ったという。騙されて撮影現場に連れて来させられた娘も麻郎に触れられると、目を輝かせて心をひらき、初めてのカメラの前でのセックスで思いっきり絶頂した。次々に繰り広げるその衝撃の結果は「麻郎マジック」と呼ばれ、出演本数を重ねるたびに増殖して天文学的な数字の女を虜にしていくことになった。そして、「女が男に『セックスして欲しい』というのはすごい勇気のいることだから、その気持ちを大切にしてあげたいんだよね」というポリシーのもと、100人以上同時進行で付き合ったりと、もはや信じられないレベルの「男のロマン」を徹底的に体現していくのである。

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AV男優という言葉では収まりきれない男なのかも

 アダルトメディアにひたすら執筆していた僕が、あるAV撮影現場で太賀麻郎に出会ったのはAV黄金時代が崩壊して、約十年が経った1999年だった。夢は瓦礫のように崩れて、80年代のアダルトビデオ黄金期に生きた人たちのほとんどは徹底的に落ちぶれ、借金に追われ、逃げ道がなくなって狂ったり、最悪な場合は自殺したりしていた。太賀麻郎はボロボロの服を着てサンダル姿で小太り、六本木の黒服やおしゃれな若者にまで影響を与えた全盛期の姿は、そこにはまったくなかった。超低予算AVの撮影現場である。監督、AD、男優、照明、カメラマン、スチールカメラマンをすべて一人でこなし、「子供のミルク代を稼がなきゃ」みたいなことを言いながら3人の女の子と同時にセックスをして全員を絶頂させていた。

 本のイントロダクションでは当時のことをもう一人の著者である東良美季が「ブクブクとダラしなく太り、常にリーゼントをきめていた髪はボサボサで白髪が交じり、色白で輝いていた肌は茶色く疲れ果てていた。それはまるでドーナツを食いすぎて死んだ晩年のエルビスプレスリーのようだった」と書いていたが、なに一つ飾ることなく初対面の僕や3人の女の子に子持ちの売れない監督で貧乏であることを話しながら、あっという間に女の子たちを本気にさせて、撮影後に一人の女の子から何度も電話番号を聞かれたりする伝説の「麻郎マジック」を目の前で眺めて、なんなんだこれは!! と衝撃をうけてしまったのである。

 それから僕はエロ月刊誌の編集長、ほんの一時期であったがアダルトビデオメーカーを立ち上げてAVを製作するようになり、当時から現在まで過激化し続けている性風俗化したオナニーツールというだけでなく、セックスを通じて人間を描こうと思っていた。00年代以降のアダルトメディアはもっと過激に、もっといいモデルをと性風俗化の一途をたどっていて、視聴者は人間味が一切排除された過激なセックスを支持し、心にこだわる「麻郎マジック」はまったく必要とされていなかった。過激化した性風俗というだけでなく、人間を描くためには女優の心をひらかなければならない、僕はその最重要なポイントを周囲の保守的な関係者の反対を押し切って太賀麻郎に託した。

 僕は「麻郎マジック」を一人でも多くの良心的な読者、視聴者に伝えたくて、自分のできる範囲の中で徹底的に商品化することにした。『AV黄金時代』の中にもタイトルがでてくる『恋愛できないカラダ 春うらら』(06年、あけぼの映像)、『恋愛できないカラダ2 つかもと友希』(07年、あけぼの映像)『名前のない女たち 真咲ぴぃ子』(07年、ソフトオンデマンド)は80年代のAV黄金時代を一世風靡させた頃となにも変わらない伝説の「麻郎マジック」の集大成的な作品であり、商業的に成功することはなかったが、見てくれた人の心にずっと残るまさに「名作」だと思っている。

 『AV黄金時代』は買って一気に読んだ。面白い! 小林ひとみ、トレーシーローズ、豊丸、仲村梨紗などなど懐かしい名前だけでなく、生き方が深くかかわっている「麻郎マジック」のすべて、AV業界を取り巻くヤクザ、詐欺師、恐喝、覚せい剤、夢破れた者など――欲望産業の闇と光を本当にすべて語った「男のロマン」が500ページに徹底的に書かれている。

 この数年の性風俗化されたアダルトビデオしか知らない人、女性――そういう人に読んで欲しい本です。
(文=中村淳彦)

中村淳彦(なかむら・あつひこ)
1972年生まれ。フリーライター、介護士。映像製作会社、出版社、フリーライターを経て、株式会社曙福祉プランニングを設立。介護職として高齢者デイサービスの運営に関わりながら、人間関連のノンフィクションを執筆している。著書に『名前のない女たち』『アタシは生きる!』『恋愛できないカラダ』『名前のない女たち最終章』(宝島社)、『暴走族、わが凶状半生』(コアマガジン)などがある。

『AV黄金時代 5000人抱いた伝説男優の告白』著:太賀麻郎/構成:東良美季

欲望産業の闇と光を告白した実録物語!

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