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米国ではすでに浸透 性犯罪再犯を抑止する「ミーガン法」とは


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*イメージ画像:『性犯罪被害にあうということ』著:小林美佳/朝日新聞出版

 2001年9月に14歳と16歳の少女への強姦未遂の罪で実刑判決を下された男性が、昨年7月13日から8月21日にかけて、横浜市内で4件の強制わいせつや強盗強姦・同未遂事件を起こし、起訴されている。

 この男性、性犯罪の再犯を防止するためのプログラムを12回にわたり受講し、また、病院に勤務するかたわら、月1回の医師との面談を欠かさず行っていた。彼に関しては、12回のプログラムも、毎月の面談も意味を持たなかった、ということになる。性犯罪を食い止めることの難しさを思い知らされる事件であった。

 「性犯罪は、特に再犯に結びつきやすい犯罪である」と話すのは、東京都杉並区在住、市民活動家の女性・N氏。

「諸外国と比べて日本の場合には(性犯罪の)刑期も短く、仮に実刑判決が下されたとしても、真の更生がなされないうちに社会に戻ってきて、再度性犯罪に及ぶ。この過程で犠牲になっているのが、少女を含む女性たちです」

 そこで一部で議論されているのが、「ミーガン法」と呼ばれる法制度である。1994年に米国のニュージャージー州で成立したこの法は、性犯罪で有罪になった者が、刑期を終えたあとも、性犯罪の前科を含むすべての個人情報を公開されるという内容である。「この法が日本にも導入されたらどうなるか」という議論が、主にフェミニストたちの間で巻き起こっている。ミーガン法の適用により個人情報が公開された性犯罪者のうち、83%が住居から追い出されたり、入居を拒否されたりしたという。他にも、コミュニティや知人から仲間はずれにされた者が67%、職を失った者が57%にのぼる。

 また米国には、累犯者に対し、性欲を減退させる「ホルモン療法」を強制している州もある。強姦事件を抑止するためには、「人間の去勢」というタブーにも踏み込むべきなのか、議論の別れるところである。

 一方で、強姦などの性犯罪に限らず、犯罪全体の再犯率が15~30%程度である、との統計もある。むしろ、経済的貧困を理由に働く窃盗などのほうが、再犯率が高いという調査結果も公表されている。

 それでは性犯罪の場合、たとえば「セックスの相手がおらず、欲求不満状態が続いていたから」、言ってみれば性的貧困の状態にあった者が、強姦や痴漢事件を起こすのだろうか。

「自分が加害者、相手が被害者、という状況でないと興奮できない、という性癖が存在するのも事実です。旧ソ連で大量の強姦・殺人・食人事件を起こしたアンドレイ・チカチーロなどが好例ですね。そういった性癖の男性が、性犯罪を再犯してしまう可能性が高いのは確かですが......」(社会学者)

 インターネット掲示板の議論でも、「今スグ去勢しろ」「兄貴どもにケツの穴を掘られて、犯された女の痛みを知れ」など、性犯罪の加害者に対する声は厳しい。

 その一方で、いわゆる「レイプもの」や「痴漢もの」のアダルトコンテンツが一定の売れ行きを堅持しており、タブーである性犯罪を「鑑賞したい」という潜在的な需要があるのは間違いない。

 さて、世論の流れからすれば、本邦においても、ミーガン法のような性犯罪者に厳罰をくだす法制が実施されることになるかもしれない。ただし、現在俎上に上がっている「児童ポルノ」の問題もからめば事態は複雑になる。もし児童ポルノの単純所持が性犯罪とみなされ、「ロリ系のエロ本をもっていたから」という理由で住所氏名を公表され、仕事は免職、人付き合いにも住む場所にも困ることになる...というのは、いささか強権的に過ぎるのではないかとも思うのだが......。

『世界は腹黒い―異見自在』著:高山正之/高木書房


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