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「ももクロ」「けいおん!!」がオリコン制覇 21世紀のヒット曲は秋葉原から!?


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画像右上:TVアニメ「けいおん!!」オープニングテーマ「GO!GO! MANIAC」、
右下:同エンディングテーマ「Listen!!(初回限定盤)」(ともに放課後ティータイム名義/ポニーキャニオン)、
左上「行くぜっ!怪盗少女(通常盤)」(ユニバーサル)、左下は同初回限定盤6種のうち4種

 音楽メディアにおける権威と言えば、未だに売上数を網羅した「オリコンランキング」がその筆頭であろう。流行歌やヒット曲といった概念も、このオリコンランキングを基準として考えられている。当然ながら、オリコンランキングの上位を占めてきたのは、メジャーなJ-POPのアーティストたち。「オリコン1位」というのは、週間であれデイリーであれ、アーティストにとっての最大の名誉である。昨年、あのSMAPを破ったAKB48のオリコン制覇などは既報の通りだが、そのオリコンランキングに、変化が生じているという。

 「週末ヒロイン」というキャッチコピーで売り出し中のアイドルユニット、「ももいろクローバー」。全国からのオーディションで集められた、13歳から16歳までの美少女6人組である。「週末ヒロイン」の二つ名の通り、普段は女子中高生として学校へ通い、土日や祝日のみ、秋葉原を中心に芸能活動をしている。「地下アイドル」と呼ぶほどのアングラさも、「ご当地アイドル」と呼ぶほどの地域性もないものの、成長中のアキバ系ジュニアアイドルとして、一部のマニア層に人気のアイドルである。

 そんな彼女たちがHappy Music Recordsからユニバーサルに移籍し、改めてメジャーデビューシングル「行くぜっ! 怪盗少女」を発売、デイリーランキング1位を獲得した。この結果には、本人たちも驚きを隠せない様子であった。とはいえ、このCD、メンバー6名それぞれにプラス通常盤(6名集合)で計7種類ものジャケットがあり、握手会のためにひとりのファンに複数枚のCDを買わせることで度々話題となった「AKB商法」と同じく、熱狂的な一部のファンに支えられているカタチ。だが、AKB48はこの商法を繰り返し、オリコン上位にランクインすることで、世間一般に「売れている」という印象を与えることに大成功しているワケで、ももクロもAKBにならって認知度を高めることができるか、注目だ。

 また、オリコンランキングへの秋葉原界隈からの「浸食」はこれだけではない。人気爆発中のアニメ『けいおん!!』のテーマソング「GO! GO! MANIAC」、「Listen!!」は、オリコン週間シングルランキングで1位と2位を独占。アニメキャラのシングルによる首位獲得は史上初、女性歌手によるシングルの1位・2位独占は、1983年の松田聖子以来26年ぶりであるという。

「90年代には、人気アニメ『るろうに剣心』でオープニングテーマやエンディングテーマとして扱われた曲が軒並みヒットチャート入りするという現象もありましたが、アニメ作品自体とより密接に関連したテーマソングやキャラクターソングがオリコンチャートで1位を獲得するのは、前代未聞の快挙といっていいのでは」(アニメファンの男性)

 ちなみに、『けいおん!!』が達成したアニソンによるヒットチャート制覇の萌芽は、05年の「ハピマテ祭り」にあったという説もある。アニメ『ネギま!』の主題歌であった「ハッピー☆マテリアル」をオリコンチャート第一位にしようという、2ちゃんねるVIP板で実施された「祭り」であったが、安室奈美恵やラルク・アン・シエルといった強敵に阻まれ、最高でも3位までしか獲得できなかった。

 このように、近年におけるアキバ文化の普及はめざましいものがあるが、その反面、ポップミュージックの凋落も見て取れる。音楽CD・カセットの売上は、1999年をピークに10年連続で減少、99年の半分の金額まで落ち込んでいる。しかも、最も安定して売れているのは、「image(イマージュ)」(ソニーレコード)などのコンピレーションアルバムであるといい、ヒット曲の不足にもあえいでいる。さらに、CDの後釜と目されていた、iTunes Storeや「着うたフル」などの有料音楽配信の売上も、今年に入って頭打ちとなった。ポップミュージック産業の将来には、八方塞がり、打つ手なし、総崩れといった印象しかもてない。

 コアなファンらの応援の甲斐あって大出世した、「元・マイナーアイドル」のAKB48やももいろクローバー。すでに社会現象化している人気アニメ『けいおん!!』。彼女たちの細い肩に、現在の音楽業界が重くのしかかっている、と言っても過言ではないかもしれない(架空の人物も存在するが)。あの「小室ファミリー旋風」からたった15年で日本の音楽業界がこうなるとは、いったい誰が予想しただろうか......。

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2期になっても衰え知らず

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