「週刊現代」（講談社）より7歳で女優デビュー。天才子役の名を欲しいままにする。だが、浪費家だった母を嫌悪し、自身で芸能事務所を設立。それも13歳で倒産し、300万円の負債を背負う。女優業を再開し、ブレイクしたものの、26歳で借金1億円。父親の連帯保証人となってしまっていたがための、借金だったという。……女優・杉田かおる（45）のこの経歴について、本人は包み隠すこともなく、著書やテレビ番組で何度も語っているため、ご存じの方も多いだろう。酒好きで、男好きで、IT社長との結婚もわずか半年でご破算になるという、実に業の深い女性だ。
そんな彼女がこのたび、「毒を出す」つまり「デトックス」ダイエットを実行し、体重を10キロ落としたという。また、自身の体験に基づいたダイエット本『杉田かおるの毒だしダイエット』（アスコム刊）も、20日に上梓する。
最も痩せていた30歳当時には47キロだった体重が、年齢を重ねるごとに代謝が低下し、体重も増加。2年前、43歳の時点ではなんと63キロになってしまっていたという。そこで彼女はデトックスに目覚め「アラフィフになるまでに痩せて美しくなろう！」と決意し、09年の1月から70日間で10キロの減量に成功した。その後も現在までリバウンドはしていない。
そういえば、先月『笑っていいとも！』（フジテレビ系）のコーナー企画「女性タレント、肌年齢が実年齢より若いのは誰？」で、肌年齢を測定。聖心美容外科東京医院より医院長が直々に測定器を持ち込んで行ったのだが、この測定結果が意外なものでスタジオも大いに盛り上がった。
若槻千夏（25）の肌年齢は、なんと44歳。磯山さやか（26）は46歳で「張りが落ちている」と診断され、矢口真理（27）も水分が少なく、肌年齢は39歳と診断。20歳の南明奈も実年齢より肌は16歳も老けており、36歳という結果だった。そんな中で健闘したのが杉田。45歳であるにもかかわらず、実年齢より若い41歳という測定結果を出し、「全てが正常の範囲」と医院長からお褒めの言葉まで受け取っていた。これもデトックスの成果だろう。
ただ、杉田かおるとデトックス、杉田かおるとダイエット。どうもしっくりこない。中年女性タレントのダイエット本と言えば、「キレイな奥様を目指そう」「主婦だって頑張ればキレイになれる！」といったイメージのものが多く、酒浸りで憂いを含んだ瞳の杉田かおるとはどうも結びつかないのだが……。そんなモヤモヤを吹き飛ばしてくれたのが、「週刊現代」（講談社）だった。本日発売の5月1日号巻末で、なんと12ページにもわたる杉田のロンググラビアを展開。しかも、堂々のヘアヌードである!!
杉田と言えば、これまでにも芝居で裸身を披露したり、篠山紀信撮影の写真集『女優ごっこ』（小学館）でヘアヌードを解禁しているが、45歳、53キロのリアルな肉感ボディーは衝撃的。肉づきのよい腰まわりは強い母性を感じさせ、意外にも色素の薄いピンク色の乳首は少女の面影を残す美しさだ。逆三角形に整えられた少し濃いめの陰毛も、熟女好きにはタマらないのではないだろうか。
以前、梅宮アンナが女性向けファッション誌でフルヌードを披露した際、あまりにもプヨプヨのお腹が読者に衝撃を与えたことを報じた。その際、「この腹の良さが分からない奴は童貞」というネット上の声を引用したが、今回も全く同じことが言えるのかと思いきや……。
「あらゆる苦難を乗り越えてきた杉田さんですが、そこでがむしゃらに『頑張ろう！』なんて自己啓発をしない気だるさが、あの淀んだ瞳が、色気を感じさせていたのです。なのに、デトックスか何か知りませんけど、頑張ってダイエットをして、おまけにダイエット本まで出してしまうなんて……。まあ、自身の痩せ体験を本にして出版、かつヘアヌードで宣伝だなんて、彼女らしい強欲さだな、とも思うのですが（苦笑）。熟女好きとしては、もっとたるんでプヨプヨしたお腹でも十分色っぽいと思いますけどね」（熟女専門AVライター）
杉田本人は、「現代」のヌードに寄せて
「私はいつも男性から一人の女として見られたい」
「若い頃より今のほうが美しい身体だと思います」
「たぶん、私の人生の中で今が一番きれいな身体だと思う。だから見て欲しかったんです」
と、満足気な様子。まさか、この勢いでヘアヌード写真集の出版も考えているのでは？ 完熟フルヌードで世間を騒がせる日も近いかもしれない。
（文＝清水美早紀）
写真集以外にも、杉田さんのエッセイは名著が多いです
『Accidents Series〈11〉高岡早紀+篠山紀信』
いつ見ても爆乳！ 未だに購入可能なことに驚きです
