【円山町テレビ放談】

モー娘。OG・辻希美のセクハラ三昧を矢口真里が訴える!!

yaguchitsuji.jpgDVD『アロハロ! 矢口真里・辻希美』ZETIMA

 春の番組改編に合わせ、テレビ番組は特番シーズン真っただ中。そんな中、4月5日に放送された『アンラッキー研究所』(日本テレビ系)に、モーニング娘。OGである矢口真里と辻希美が出演し、現役モー娘。時代の”アンラッキーな話”を披露した。

 同番組の主旨は、「不運な出来事に見舞われた体験者が、その出来事について面白おかしくプレゼンする」というもの。司会を堂本光一と高樹千佳子が務め、関根勤、柴田理恵、魔裟斗、アンタッチャブル山崎弘也、アジアン、有吉弘行、AKB48、おぎやはぎらが出演した。同日のラ・テ欄には「AKB48VSモ娘不満噴出」という一文もあり、アイドル対決も期待されるところだったが、フタを開けてみれば、AKB48vsモー娘。という構図の場面はなく、それより何より、矢口真里の披露した話があまりに衝撃的だったのである。

 矢口のプレゼンタイトルは「ミニモニ。に入ってアンラッキー」。”ミニモニ。”は2000年に結成されたアイドルユニットで、矢口をリーダーに、辻希美、加護亜依、ミカ(ココナッツ娘。)という低身長の4人組だ。主に子ども向けのかわいらしい歌をリリースして人気を博し、モー娘。のファン層を小学生以下にまで拡大した。

 そのミニモニ。時代に、辻のせいでアンラッキーな日々を送った、と語り始めた矢口。ミニモニ。加入当初は12歳だった辻は、矢口いわく「もうモンスター。人間ではない」。「今日は復讐のように語っていきたいと思います。(中略)テレビで言えないこともあるんですけど、今日は厳選された3つを」と、何やら不穏なプロローグだ。

 ひとつめは、打ち合わせをまったく聞かないということ。番組収録などの現場に入って打ち合わせをする際、新人であるにもかかわらず、辻はディレクターの話を聞いていなかったというのである。

「隣にもう一人モンスターがいたんですけど。そのモンスターと二人で、うふっうふふ、とか笑い始めるんです。それでそのあと、お菓子をその場で食べ始める。私が激怒すると『分かってますよ!』って言われるんですよ。でも結局、収録はグダグダで終わっていくんです」

 矢口の暴露にも、「話を今聞いてても、まったく記憶にないんですよね(笑)」と悪びれない辻。傍若無人ぶりは相変わらずのようだ。ちなみに”もう一人のモンスター”とは、おそらく加護亜依のことであろうが、不祥事で事務所を去った彼女の名前は伏せざるを得ないのか、最後まで「加護」と言う言葉を出すことはなかった。

 立て続けに、矢口は「私たちだけじゃないんですよ、被害者は」と切り出す。2つめのエピソードは、彼女たちの生みの親で師匠でもあるつんく♂に無礼を働いたというもの。他のメンバーが、つんく♂相手に真剣な相談をしていた電話口で、辻はいきなり「つんく♂さん、ウンチの歌つくりました! 聞いてください!」と歌い出したのだという。辻本人は今でもその歌を名曲と思っているようで、「すごいんですよ、すーごいイイ曲なんです。歌詞も全部(加護と)二人で書いて、振り付けもしたんです」と興奮気味に語っていた。

 そして最後、極めつきは「ライブ中にセクハラ」というエピソードだ。ライブの本番中に、辻は他メンバーのスカートめくりを楽しんでいたのだという。それだけならば「もう、やめてよ~。でもお客さんも喜んでくれてるし、いいか」と許していたものの、徐々に行為はエスカレートし、なんと舞台上でスカートを脱がせようとし始めたというのだ。

「スカートを引きずり下ろされるから、みんな必死でスカートを押さえながら踊るっていう。本番のダンス中にです。スカートの下には隠しパンツみたいなものを履いているんですけど、それも下ろされそうになる。だから、本物のパンツが見えそうになるんです」

 これにはアンタッチャブル山崎も驚き、「パンツもいっちゃう(=脱げてしまう)可能性だってあるわけでしょ? パンツまでいっちゃったらあなた、レボリューションよ!?」とコメント。

「辻ちゃんは性別がないみたいなんですよ。だから誰に対しても同じなんです。男性がいるから恥ずかしいとか、女性のあれを触っちゃいけないとか、ないんです。常識がない」

 と、矢口が嘆くのもうなずける。

 さらには、尻の穴めがけて全力でカンチョーをしたり、おっぱいを強い力で揉みしだかれ、思わず「痛って!」とアイドルらしからぬ嬌声を上げてしまうほど、辻のセクハラはひどかったそうだ。

 これには、現在人気沸騰中のAKB48の面々も唖然。一見、華やかな衣装を着て「彼氏なんていません」と言いながらかわいらしく振る舞うアイドルの実態が、ここまで下品だとは、少々悲しい。ただ、そうした訓練(?)があったからこそ、矢口や辻は、今もバラエティー番組でそれぞれ奮闘していける力量を培うことができたのかもしれない。かわいこぶっているだけでは、アイドルも食べてはいけない?
(文=清水美早紀)

『ミニモニ。シングルVクリップス』

 
やぐっちゃんなき後の、ミニモニ。

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