性医学の専門家が推奨! 「朝セックス」のススメ

110122471_60ce17db01.jpg※イメージ画像 photo by [auro] from flickr

 セックスといえば「夜、暗い場所でするもの」というイメージが一般的。特に夫婦や社会人カップルは昼間に仕事があるので、どうしても夜しか時間がない……という場合が多々ある。しかし、夜は1日の疲れが溜まっているので、激しくパワフルなセックスをしたい人には、あまりオススメできない時間帯なのだ。

 では、どの時間帯が一番刺激的なセックスが楽しめるのか? 中国の性医学の専門家である広州市中山大学の張浜副教授は、『広州日報』で「セックスは朝に行った方がいい」と「朝セックス」の効能を説いている。

 「朝セックス」が気持ちいい理由については、脳内にある「ノルアドレナリン」という物質が関係している。脳内ホルモンの1つであるノルアドレナリンが分泌されると、性的な興奮が高まり、脳内の快楽物質の分泌が促進される。このノルアドレナリンの分泌量は朝起きてから3時間程度が一番多く、その後は徐々に分泌量が減っていく。したがって、朝起きてから3時間がセックスにベストな時間帯なのだ。特に女性の場合、「朝セックス」をすると女性ホルモンが活発に分泌され、1日中肌が潤い、髪も輝くとされている。

 また、時間帯や場所を変えてセックスすることはマンネリ化の防止につながる。なので、夜セックスが常態化している男女なら、週末を利用してラブホテルに行くなど、工夫を凝らすことでより刺激的なセックスを体験することができる。

 しかし、中には「明るいと生活感が出すぎて燃え上がらない」という人も少なくないが、それもそのはず。相手の顔がはっきりわからない暗闇の中だと、自分自身の”本能”を遠慮なくさらけ出せる人が多いからだ。アメリカでは5組の男女を明るい部屋と暗い部屋に分け、その行動を分析したところ、暗い部屋のカップルの方がよりイチャ付き合う傾向がみられた。女性がセックスの前に「部屋の電気を消して」と言うのは、単に恥ずかしいからだけでなく、「本能のままに乱れたい」という欲望が無意識のうちに働いているからなのだろう。

 これらの分析を合わせると、刺激的なセックスができる条件は「朝起きてから3時間後、部屋をできる限り暗くして」ということになる。「早起きは三文の得」という言葉もあるので、ぜひとも実践してみるべし!

『朝から晩までセックスざんまい』東野愛鈴

 
夢の快適エロ生活!

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