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日本ユニセフ大使アグネス・チャンは「ソマリランド」で何をする?


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DVD『アグネス・チャン35周年記念コンサート~世界へとどけ平和への歌声!~TALK&LIVE』日本クラウン

 タレントで日本ユニセフ協会大使のアグネス・チャンが15日にソマリアに向けて出発。旅の目的は、「現地の子どもたちに心配しているから来たよと伝えたい」とのこと。ソマリアといえば、海賊行為が多発する無政府状態の超危険地帯ゆえ、アグネスは遺書(本来の意味なら遺言だろうが)まで用意して旅立ったそうだ。ユニセフは、昨年から今年にかけて、WHO(世界保健機関)と共にソマリアで「子ども保健の日キャンペーン」として、ビタミンA補給剤、害虫駆除剤の提供と、栄養状態の検査を行ったが、アグネスの渡航もそれに準ずるものなのだろうか。

 ソマリアは、アフリカ大陸を人間の横顔に見立てると鼻の部分に当たる場所にある国。我々日本人にとって"ソマリア"といえば、長い間無政府状態で紛争が続き、海賊行為も頻発する危険地帯、というのが大まかな認識。実際、外務省がソマリア滞在中の日本人に対して退避を勧告しているほど治安は悪いようだ。ネット上では命知らずなアグネスに対し「その旅費を寄付してやれよ。どうせビジネスクラスで行くんだろ!」など、激しい批判が飛び交っている。一方のアグネスはブログに「ソマリアの空は何色!? 土は何色!? 空気はどんな香り!? 楽しみです(ハート)」と観光気分をうかがわせる書き込みをしている。

 アグネスがこれだけネット上で嫌われているのは、日本ユニセフ協会員として、日本のポルノの規制に非常に熱心だからだ。18歳未満の児童については当然だと思うが、アニメやゲームなどの2次元についても自民党と組んで反対、規制を推進した。ネット住民は当初は反民主が多かったにも関わらず、児ポ法関連を嫌って民主に投票する者が続出したとも言われている。

 なぜ、被害児童のいない2次元アニメ・ゲームまで規制をするのか。自身の生まれ育った香港を含む中国では、児童の人身売買が横行している地域があったり、チベットの子どもが危険な目にあっているのに、それらの問題に無言を貫くのはどうしてなのか――。こうした批判と共に、彼女がブログ「アグネスちゃんこ鍋」を開設してからは、投稿写真から自宅が超豪邸であることも広まり、非難の声は拡大している。ユニセフ親善大使を務める黒柳徹子は、稼ぎのほとんどをカンボジアに寄付していると言われるが、日本ユニセフ協会大使であるアグネスはどうなのだろう。
 
 日本国内のみならず、世界に目を移すと、児童ポルノや児童虐待が「儀式」「習慣」として行われている地域もまだ多い。たとえば最近では、イエメンで8歳の少女の離婚訴訟を発端に、古くからの慣習だった女性の若年結婚に関する議論が高まっている。同国では結婚年齢を定めた法律がなく、推定25%の少女が15歳以下で結婚しているという。いくら法律的にはOKでも、体が出来上がる前の性交渉は決して褒められるものではない。日本の二次元ポルノ規制に熱心なアグネスは、中国での問題に加えて、こうした各国児童の悲惨な状況を理解しているのだろうか。

 しかも、実は彼女の渡航先はソマリアではなく"ソマリランド"なのだという。ソマリランド共和国はソマリアと隣り合わせになっている国で、ソマリアと比べて治安が格段に安定している地域なのだが、現在は国際的に国家として承認されていない。今回アグネスが視察を行うのは、「ソマリランド」と、ソマリア北東部の「プントランド」と呼ばれる地域を予定している。これに対して、ネット上ではまたも「ソマリアじゃねーじゃん」「アグネスは韓国にしか滞在しないのに北朝鮮を訪問してきますと言っているようなもの」といった批判が上がっている状態だ。

 いずれにしろ、今回の視察でアグネスは、無政府状態にある訪問地域において、自助努力を始めている人々の教育や保健、水と衛生について報告する予定だ。数年前、ユニセフ親善大使として黒柳徹子がソマリアを訪れた際の報告では、「ソマリアの98%の女性がFGM(女性性器切除)を行っている」ということが大きな問題として取り上げられた。4歳から10歳までの少女が、麻酔もなくクリトリスや大陰唇の内側の壁を切除しているのだという。アグネスもFGM根絶に向けた動きを進めていく方針だというが、その残酷な三次元の出来事を目の当たりにして、どのような報告をするのだろうか。

 ちなみに、最近では「アグネス大学」なる通信講座をネット上に開校し、「アグネスの人生哲学を学んで! 豊かな人生を送ろう!」と呼びかけているアグネス。受講生は毎月1回、10文字以上400文字以内の非常に短いレポートを提出すれば良いそうだ。さすがに、ソマリア視察報告も、400文字の「感想文」で終わらせるつもりでなければいいが......。
(文=高田コウイチロー)

『小さいときから考えてきたこと』新潮社


こちらはもう親善大使を始めて25年です

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