ヨコシマなメンズの下心を一刀両断!!

カリスマギャル・桜井莉菜に訊く「僕らがギャルにモテる方法」

さくりなに訊く「ギャルにモテる方法」

カリスマギャル・桜井莉菜に訊く「僕らがギャルにモテる方法」の画像1カワイイだけじゃない、カッコよさも併せ持つ”さくりな”

 決して身長が高いわけではない、でもモデルとしての輝きは絶大。全国のキャバクラ嬢、そして若いギャルたちの熱い視線を一身に浴びて活躍するタレント”さくりな”こと桜井莉菜ちゃんが、なんとメンズサイゾーに降臨です! 12月5日から公開予定の主演映画『Girl’s Life』で、ホームレスからキャバ嬢に転身するヒロインを熱演したさくりな。自身と同じ関西弁の女の子を、等身大の魅力で見事に演じ切った彼女に、「キャバ嬢の」そして「ギャルの口説き方」をレクチャーしてもらいました!

──まずは単刀直入に。さくりなは、どういう男の人がタイプですかっ!?

桜井 基本的にオラオラ系の人が好きですね。引っ張ってくれる感じの人に惹かれることが多いかな。一口に「男らしい人」っていうのとはまた違うんですけど……ま、ドMですから、あたし(笑)。

──強めに見えて実はドM!? ということは、ドSな男が好きなんでしょうか。劇中では、恋人に暴力を振るわれた過去を持つ女のコも登場しますけど、そういうのにも耐えちゃいます?

桜井 殴られたりとかは耐えられないなー、さすがに。っていうかね、基本的にあたし、モテない人は嫌いなんですよ。男前でもモテない人っているじゃないですか? 何でかって言ったら、絶対に、モテない要素があるんですよ、その人は。逆に、男前じゃなくてもモテる人は、何か魅力があるわけやし。

──確かに、顔だけで判断はできませんよね。

桜井 モテない人って、他人の傷つくことを平気で言ったりする人やと思う。たとえば、いじられキャラのコがいるとして、そのコの外見についてイジったとしますよね。周りはみんな面白がって笑ってるし、そのコも笑ってるけど、ホントは絶対イジられてる側ってイヤなはずなんですよ。そういう発言を平気でするような人はキライ。言っていい冗談と悪い冗談が分からない人はイヤかな。

──そこが分かってる人は、男からもモテますよね。

桜井 そう、結局。同性に好かれる人がいいな。


──見た目は重視しない派ですか?

桜井 ……とか言っておきながら、めっちゃ面食いなんですよ~(笑)。モデルの間でも”面食い代表”みたいに言われるんですけど。中世的でハーフみたいな顔の整った人が好きなんですよね。

──ホスト系とか?

桜井 うーん、まあ、そう。あたしは見た目的にチャラい人は好きだし、自分がこういう見た目だから横にいておかしくない人って、やっぱホストみたいな外見の人になってくるんですよね。あたしが普通にサラリーマンとかピッチリ横分けでスーツの人と歩いてたら、普通に付き合ってても援交かなって思われそうだし(苦笑)。

──桜井さんみたいなギャルを口説くには、自分もそういう見た目にしないといけないんでしょうか。

桜井 やっぱり一緒にいて楽しい人がいちばんいいと思うけど。ウチらみたいな見た目のコに対して、「すっぴん見たい」って発言は絶対NGやで。イコール「お前化粧とったらブスやろ!」って言われてるみたいなことやから。「化粧しなくてもカワイイよね」って言い方やったらOKやけど……言い方ひとつで変わりますよね。あたしらは派手な格好してるけど、メイクでも髪の毛でも服装でも、みんないいと思ってやってんねんやから、それについて文句とか言われたら、「じゃあ他(の女に)行けよ」って。結局、ちゃんと女の子の気持ち理解して、誉めてくれる人がいいと思いますよ。

──もっともですね。ちなみに、今は恋してますか?

桜井 今は仕事が大事やし、彼氏もいないんですよ。でも、もし好きな人ができたら、好きな人のために生きてしまうかもしれん。あ、今、マネジャーがピクッてした。怒られる(笑)。

──これまでそういった大恋愛の経験は?

桜井 ”大恋愛”はしたことないかな。って言ったら今までの彼氏に失礼かもしれんけど。まあ、フツーに恋愛はしてきましたよ。あたしね、好きな人ができたら、その人がいればもう他はどうでもよくなるんですよ。一緒にいられるなら毎日一緒にいたいし、生活の中心をその人に合わせちゃう。

──相手が仕事してる間は?

桜井 我慢(即答)! 離れてる時間もホントは一日中ずっとメールしてたいけど、我慢。

──耐える女、なんですね。映画の中で桜井さんはキャバクラ嬢にも扮していましたが、夜の世界には実は健気な女性が多いイメージがあります。でも、桜井さんはこれまでキャバクラに勤めたことはないんですよね?

カリスマギャル・桜井莉菜に訊く「僕らがギャルにモテる方法」の画像2ナンバーワンを目指し奮闘する中、女同士の戦いに火花が散ることも(劇中より)

桜井 そうですね。家が厳しかったんですよね。学生時代はずっと門限が23時って決まってたし。夜の仕事なんかもちろんできなくて。やりたいとも思ってなかったし。それに元々あたし、目立つタイプの人間じゃないんですよ。地元の友達とかも、キャバやるようなタイプのコとはつるんでなかった。今でさえこんな感じやけど、元々の性格はおとなしいんですよ。キャバクラとか行っても、借りてきた猫みたいになっちゃって、騒げないんですよね(苦笑)。みんなの会話を聞いてるのは楽しいから、キャバに遊びに行くのは好きだけど。

──もともとキャバクラによくお客として飲みに行かれるんですか?

桜井 キャバの友達が多いから、友達同士で行こうよってなったり、男の人に連れて行ってもらったりするだけですよ、さすがに一人でキャバは行かないですよね(笑)。

──キャバクラで好かれるお客さん、嫌われるお客さんってハッキリ分かれますよね。

桜井 好かれたかったら、やっぱお金を遣うことじゃないですか(きっぱり)。

──はっきり言いますね~。

桜井 だって、そういう場所やん。その上で、紳士的というか、まあ、お触りしないに越したことないし、自慢話ばっかりしないほうがいいし、なんかいろいろ買ってくれたらうれしいだろうし(笑)。しつこく誘いすぎない、というのも肝心みたいですよ。キャバクラはあくまでもお店やから、本気の恋愛しようとしたらダメやろ。だから、その場での女の子とのやり取りを楽しみにきてる男の人がいいと思う。

──キャバクラでのナイスマナー、心得ておきます。そういえば、渋谷109あたりでよく買い物をされるそうですが、ナンパとかされますよね。ナンパしてくる男はどうですか?

桜井 ……イケメンやったらいいわ(爆笑)。

──結局そこか(笑)。

桜井 でもイケメンはたぶん、マルキューで声かけてこないですよ。

──じゃあどういうところでイケメンと出会ってるんですか?

桜井 どこで出会えるんでしょうね。あたしも聞きたいです、それは(笑)。

 
◆桜井莉菜(さくらい・りな)
1983年4月13日、大阪府生まれ。『小悪魔ageha』(インフォレスト)の専属モデルとして若者に絶大な人気を誇る。オフィシャルブログはコチラ

◆『Girl’s Life』

カリスマギャル・桜井莉菜に訊く「僕らがギャルにモテる方法」の画像3

家族には見放され、彼氏には裏切られ、勢いのままに唯一の味方・亀のジミーと東京にやって来た一之瀬ハルカ(桜井莉菜)。なかなか仕事が決まらず、ネットカフェ難民になってしまった彼女が、たまたま目にした求人の貼り紙をきっかけに、すがる想いで飛び込んだのがキャバクラだった。あるがままに突き進むハルカを待ち受ける未来とは……!?
監督/大塚祐吉
出演/桜井莉菜、加賀美早紀、石原あつ美 ほか
制作/「Girl’s Life」フィルムパートナーズ(GPミュージアムソフト、リンクライツ、コミュニティ・アド)
公開/12月5日~18日 連夜20時50分~ レイトショー
劇場/渋谷アップリンクX http://www.uplink.co.jp/x/

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