中学生・永字八法の不定期【イラストコラム】

いまもっともAVに出て欲しい芸能人は?

avmatsumoto.jpg果たして次にヌードになる芸能人は誰なんでしょね

 このところ、有名芸能人のAV女優進出が目立っております。AV行きが最初から決まってるような子や一部のマニアしか知らないB級アイドルならまだしも、誰でも知ってるような女優タレントがAVに出るなんて! こりゃ世も末なのか。

 しかしこれ、30代以上の男性ならば似たような匂いに覚えがあるんじゃないだろうか。そう90年代、樋口可南子、宮沢りえから火がついたヘアヌードブームにそっくり。

 あの頃は一体なんだったのでしょう。「ヘア解禁」というお題目のもと、世の男子は芸能人のマン毛を拝める、という祭りに熱狂しておりました。それから雨後の筍のように有象無象が次々と脱ぎだし、「ラストヘア」だとか「復活ヘア」だとか、おいおい大仰に言ってるけど毛ですよ、ということに気づくのに我々は10年以上の歳月が必要でした。


 実際、写真集とビデオとは違うものとはいえ、今までもVシネマで脱いだりカラんでたりしておるわけですから、我々が思うより芸能人側の敷居は低いように思われます。

 なにより、人がやり始めたら嫌なものでもやってみたくなる心理。バンジージャンプなんて、テレビで紹介される前にやりたいと思った人が何人いるでしょう!? 自販機でわざわざ金出して水を買うようになるなんて誰が予想したでしょう!? AV業界および芸能界はこの機を逃さずどんどんデビューさせるべきなのです! なぜなら俺が見たいから!

 ヘアヌードの軌跡をなぞれば、熟女系のデビューは足りたので、ここで若め大物のビックバンがほしいところ。個人的は綾瀬はるかあたりを希望しますが、そんなこと言ったらキリないっていうか、僕は本当いうと内田有紀が見たいです! あ、でもちょっと嫌かも。思い入れ強すぎて見れないかも。なんにせよ、成立させるには大物監督が撮ることが条件。そこで『おくりびと』の滝田洋二郎監督(※ポルノ映画も多く撮ってる経歴から)なんか最適! もう少しランクが落ちる場合は、山本晋也監督でもOK。監督と名がつけば、長嶋終身名誉監督でもいいです。

 そこから火をつけて、羽賀&アンナの『ペアヌード』の再来も見たい。最近結婚したミキティ&庄司カップルなんて、旦那さんもいい身体してるのでベストタッグが見れるのではないでしょうか。言われてる当人にはたまったもんではないでしょうが、こっちも童貞のファミレス会議の延長で描いてるからご了承いただきたい。

「エスパー魔美のエロビデオとか見たくねぇ?」

そんな発想でこのコラムは構成されております。

「見たくねぇよ」

「じゃぁ、俺がそういう裏ビデオ見つけてもお前には絶対貸さないからな」

「それとこれとは別だろー」

 こういう機微も『一度誰かがやれば自分もやりたい心理』に通ずるものがあるのです。

 その後、マタニティヌードやら、お蔵入り写真集、乳首整形で産まれた名言「乳首を返せ」などなど、人々の記憶に残る事件もあり、実にさまざまなジャンルがある日本のAV業界と芸能界の融合は、無限の可能性を秘めていることと思います。

 なにより良い事は『DVDはデカい写真集より隠し場所に困らない』。
 
 オススメは食パンの間だ!

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